2023年7月公開の「ミッションインポシブル」
2022年5月に公開された映画、”トップガン マーヴェリック”はご存じですか?
トップガン マーヴェリックとミッション:インポッシブルの主演のトム・クルーズさんですが、 発達障害の学習障害 LD 読字障害(ディスレクシア)と公表されています。
トム・クルーズさんはどのようにしてディスレクシアを克服したの?
こんな疑問にお答えします。
トム・クルーズも悩んだ学習障害 読み書きが苦手、詐欺にあう場合も
学習障害(LD)とは…全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のことです。
LDのタイプは読字障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカリキュリア)に分かれています。
そこで今回の記事は、トム・クルーズがどうやって読字障害(ディスレクシア)を克服したのかを調べて見ました。
この記事を読むと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかめます。
トム・クルーズの生い立ち
トム・クルーズは1962年7月3日、ニューヨーク州シラキュースに生まれました。身長は170cmです。本名は、トーマス・クルーズ・メイポーサー4世といいます。
トムの曽祖父トーマス・クルーズ・メイポーサーは、イギリス・ウェールズ地方からのアメリカ移民。アイルランド、ドイツ、イギリスの祖先をもっています。2人の姉リーとマリアン、そして妹のキャスがおり、貧しいカトリック系の家庭で育ちました。
トムが12歳の年に両親が離婚し、母親の方についてアメリカやカナダ各地を転々としていたそうです。
ディスレクシアのため、学校でいじめを受け、12年間で15校もの学校を渡り歩きました。
そんな学生時代、芝刈りやクリスマス・カードの訪問販売をして家計を助けていたそうです。
高校時代はレスリングの選手で、本気でプロを目指していたトム。しかし膝の怪我でチームにいられなくなり、演劇部へ入部。そこから俳優に転向していったようです。また当時すでに多忙のため、高校の卒業式に出席できなかったといいます。
実は14歳の時に神学校に入学し、聖職者を目指していた時期もありました。しかし、たった1年で中退しています。ここで辞めていなかったら、ハリウッド俳優トム・クルーズは生まれていなかったかも?
トム・クルーズの学習障害「読字障害(ディスレクシア)」
ディスレクシアを世の中に広めたと言われているのがトム・クルーズです。
子どものころ、ディスレクシアのためにいくつもの学校を転々とし、いじめにもあい、つらい思いをしてきたことを、これまでたびたび告白しています。
ハリウッド映画の大スター、トム・クルーズが失読症で字が読めなかったなんて衝撃の真実でした。
あのスティーブン・スピルバーグやオーランド・ブルームも長い間悩まされていたといいます。
トムの場合は、アルファベットの「b」と「d」の見分けがつかず、読み書きができなかったそうです。
俳優は映画や舞台の脚本がある限り”音読”とは無縁になれない俳優にとって、読字障害は致命的です。
当然、脚本が読めないトムは長い間、色々な方法でセリフを覚えていたといいます。
普通の生活でも困る事はあると思いますが、台本を読むことができず、克服するまで、母親やアシスタントが台本を読んでそれを聞き、セリフを暗記して映画撮影にのぞんでいたそうです。
さらに、読めないという障害は、理解力にも支障をきたします。「トップガン」の撮影時のトム・クルーズは既に22歳でしたが、操縦理論が理解できずに、レッスンを投げ出してしまった経緯もあったようです。
しかし、トムは見事に読字障害を克服して操縦ライセンスを取得したのでした。
1987年に結婚した最初の妻、女優ミミ・ロジャースの紹介で入信したサイエントロジーの教授法“勉強の技術”を実践することで、やっとこの症状を克服したと語っています。
努力によって自分を変えていくこと。それが、現在のトム・クルーズを作ってきたのに違い有りませんね。
トム・クルーズの何がすごいのか?
スタントマンなしの演技
映画『トップガン』の頃から、トムが一貫してやっているのは、“スタントは自分でやる”という姿勢です。
『トップガン マーヴェリック』でも超重力に耐えて戦闘機を操縦して話題を集めました。
これまでも『ミッション:インポッシブル』シリーズでも、上空7,620メートルから落下したり、時速400キロ以上で飛ぶ機体のドア外部にはり付いたりする姿を披露しています。
また、トムはバイクや自動車のドライバーの腕もセミプロ級なのです。2011年にはカリフォルニアのレースウェイで本物のF1マシンを運転しています。
猛練習や猛勉強
トムが自身でやっているのは体力系スタントだけではありません。
映画『ハスラー2』でビリヤードの名手にふんするために1日12時間もビリヤードを練習したり、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では古典文学を音読して発音を鍛えたり、『ワルキューレ』ではドイツ人将校を演じるためにドイツ語を学んだりと、努力の人なのです。
プロデューサー稼業
トムが製作業に興味を持ったのは、『トップガン』の頃だそうです。
1993年にポーラ・ワグナーと共同で自身のプロダクション、クルーズ/ワグナー・プロダクションズを設立し、『ミッション:インポッシブル』でプロデューサー業に進出しました。
以後、俳優トムの進むべき道を、彼自身がプロデュースし続けているのです。
そんなトムが現在企画しているのが、宇宙で撮影する映画だそうです。
タイトルやストーリーは未発表ですが、NASAと宇宙開発企業SpaceXの全面協力により宇宙で撮影が行われる予定と発表しています。
まとめ
偉大な功績を残している成功者の多くは口を揃えていう。『好きな事だから続けられた。』
お金や名誉や栄光だけを求めていては、たった1度のビジネスや仕事で失敗した途端にすぐに諦めてしまうだろう。
熱意を持って続けていけるものだからこそ、このような大成につながるのではないだろうか。
唯一無二の存在にして規格外な男トムは、60歳を迎えた今も、果敢に新しい挑戦を続けているのです。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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コメント
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