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徳川綱吉は犬を愛した将軍8代目「犬公方」と呼ばれた動物愛を持つ人物

徳川綱吉は犬を愛した将軍8代目「犬公方」と呼ばれた動物愛を持つ人物教育
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ゆず子
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が大好きな人物で歴史上で有名なのは誰?

 

愛犬と楽しく暮らす日々

 

徳川幕府の徳川綱吉は「犬公方」と呼ばれていた動物愛好家だったのよ!

 

ゆず子
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徳川家康や徳川吉宗をこのサイトで紹介したけど、”徳川綱吉”はどんな人物だったの?
なぜ、犬が好きなったの?

 

こういった疑問に答えます。

犬将軍「徳川綱吉」の真実!なぜ犬公方と呼ばれたのか?その由来と功績

 

徳川幕府第5代将軍 徳川綱吉。

「生類憐みの令」を出した将軍として有名です。

なぜこのような、極端な動物愛護の精神に基づいた法令が生まれたのでしょうか。

 

第4代将軍の家綱には子どもができず、弟であった綱吉が家綱の養子となり、第5代将軍となりました。

しかし、綱吉には娘がいたものの、後継ぎとなる息子がいませんでした。

 

 

結論:

これを真に受けた綱吉によって、「生類憐みの令」が出されたというわけです。

 

今回の記事では、徳川将軍家のなかでも、今では信じられないような異質なエピソードが数多く残っている徳川綱吉と犬の関係について紹介します。

 

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犬公方(犬将軍)と呼ばれた徳川綱吉とは

 

徳川綱吉(とくがわつなよし)は、3代将軍・徳川家光の4男として1646年1月8日に江戸城で生まれました。幼名は徳松です。

母は、京都出身で八百屋の娘とも伝わるお玉(桂昌院)です。

このお玉は、徳川家光の側室・お万の方に仕えていましたが、春日局に見いだされて、徳川家光の側室になっていました。

徳川家光が1651年に死去する直前、徳川綱吉は僅か5歳のときに、近江、美濃、信濃、駿河、上野より合計15万石を与えられており、兄の徳川家綱が4代将軍に就任します。

1680年5月、兄で将軍職を務めていた徳川家綱が病に倒れると、安中藩主で老中の堀田正俊が、対立していた大老・酒井忠清に対抗するため、次期将軍に徳川綱吉を推挙しました。

 

長兄・徳川家綱には子が無く、他の兄も既に亡くなっていたため、4男の弟・徳川綱吉に白羽の矢が立ったのです。

 

また、綱吉は父である第3代将軍家光に儒学の教えを叩きこまれていたため、歴代将軍の中で最も尊皇心が厚かった将軍としても知られています。

徳川綱吉の転機「犬将軍」へ向かう

犬は人間の最高の友達

綱吉に転換期が訪れます。

時は1684年、大老・堀田正俊が殺害された事がきっかけでした。
堀田正俊が殺害されると、それ以降は大老を設置せずに側用人・牧野成貞、柳沢吉保らを重用し、老中等を遠ざけるようになり、これ以降は悪政になったといわれています。

そして、徳川光圀(水戸黄門)の反対も押し切り、1687年には、殺生を禁止する法令「生類憐みの令」(しょうるいあわれみのれい)を発布したことで、歴史的に有名な将軍となってしまいます。

 

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犬将軍 徳川綱吉の「生類憐みの令」とは?

犬と人間の良き関係

犬将軍の徳川綱吉が行った政策で良くも悪くも有名なのが生類憐みの令です。

今の日本では犬を食べるという習慣はほとんど聞きませんが、犬の食肉文化はアジアや南太平洋の農耕社会では珍しい事ではなく、日本でもかつては存在していました。

天下の悪法と呼ばれる事がある生類憐みの令は1つのお触れではなく、135回も出された複数のお触れの総称で1685年に最初の生類憐みの令が出されました。(135回もお触れが出された理由は、単純にこれらが守られなかったため)

生類憐みの令は24年間で処罰されたのはわずか69件だけで、守られたのは犬だけでなく、猫・鳥類・魚類・貝類・虫類等にまで及びました。

また、生類憐みの令の本来の目的は、犬を含めた動物を守る為のお触れではなく、当時横行した「捨て子への対策」といわれます。捨て子や病人の保護は、生類憐みの令が廃止されたあとも続けられたと言います。

最初は、将軍が通行する道では、犬・猫を自由に放しておくようにと言う程度の法律でしたが、徐々に厳しくなります。

例えば・・・

 

・魚や鳥を生きたまま食用として売らない事。
・犬・猫・鼠に芸を覚えさせて見世物にするのを禁止。
・金魚の飼育が禁止された江戸の庶民は、藤沢の遊行寺の池に金魚を解放。

・大久保・四谷の住民を強制退去させ、犬を保護する小屋を建築(広さは東京ドーム20個分)

・犬虐待や犬殺しを密告した者には賞金を支給。
・ドジョウ・ウナギの取引禁止。
・鷹狩りも禁止。

 

最終的には「殺生はダメ」と言う考え方に至るまで、24年間の間に合計135回も追加・改正され、貝類・虫類まで保護されました。

特定の動物の殺生を禁止する法律を作った訳ですが、将軍とお犬様の関係には、諸説あります。
その中で、拾ってみますと、徳川綱吉に跡継ぎがいないことを心配していた母・桂昌院が、寵愛していた僧の隆光僧正の助言を受けたものと、将軍が犬年生まれなので犬を保護したともされています。

1709年1月10日に成人麻疹(はしか)にて死去しました。享年63。綱吉が亡くなると、多くの規制が順次廃止された。

しかし、「牛馬の遺棄の禁止」「捨て子や病人の保護等」は継続して行われ、その後も善政として残って行ったそうです。

 

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少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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