あの人って どうして嘘つくの?
嘘をつく人にはどのような特徴があり、そしてなぜ嘘をついてしまうのでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
もちろんその背景には様々な理由があるはずですが、中には嘘をつくのが日常茶飯事になってしまっている人もいるかもしれません。
そしてその嘘に騙されてひどい目にあった・・・という経験をした人もいるでしょう。
今回の記事は、嘘をつく人の特徴とその心理をご紹介します。
嘘は方便・・嘘をつく人
嘘をつく人は「認められたい」と常に思っている
「認められたい」と常に思っているタイプの人に当てはまる場合、実はそれほど劣等生ではありません。
むしろ、なぜか優等生で頑張り屋、努力家、勉強家、そして博学であるケースが多いのです。そのため、周囲からの人望も厚く、仕事では信頼され、職場などでは頼られる存在です。
信頼があり、仕事ができるのにナゼ?と思うでしょうが、認められたい欲求が異常に強いと嘘をつき始めてしまうケースが多々あります。
周囲から十分に認められていても、それを上回る欲求ですから、天井知らずだといえるでしょう。
たいていの場合はすぐに嘘が見破られますが、なまじっか人望や実績があるので、嘘をついても周囲が気づきません。
あの人ならきっとそうなんだろう、と周囲が頷いてくれるため、本人の虚言が止まらなくなります。
嘘をつく人は「いつも誰かに気にされたい」
例えば女性の場合、可愛いネイルをしてきても誰にも声をかけてもらえなかったとすると、翌日に指に包帯を巻いてくる、といった具合です。
これは極端な例ですが、気にされたい欲求が満たされない場合、どんな手段を使ってもこちらに振り向かせることがあります。
他人はそれほど自分を見ていないのですが、それでは耐えられない場合に嘘をつく傾向があると言われています。
嘘をつく人は、現実逃避をしたい
努力をして結果を出しても欲求が満たされずに嘘をつく人と真逆のケースです。
そう簡単に成功をおさめることはできませんから、たいていは努力したけどできなかった、で終わります。
言い方を変えれば、かじった程度の知識だけは持っている、ということですが、これが嘘のきっかけになるというわけです。
かじった程度の知識に話を肉付けし、成し遂げた自分を作り上げ、空想の世界で活躍させます。
もちろん、ただの現実逃避だけなら問題はありませんが、空想の世界でヒーロー的存在にまで膨れ上がった自分を現実世界に持ってくることで虚言になります。
嘘をつく人は、自信をもてない
人間誰しもが嘘をつきます。
良い嘘、悪い嘘、やさしい嘘など、その種類は様々ですが、人生でうそをついたことがない人間はまずいないでしょう。
中でも、自分に自信がない人は周りに自分を大きく見せようとして、嘘をつく傾向があります。
自分が人より劣っているという劣等感に苛まれ、真実を受け入れることができず、自然と嘘をついていることが多いです。
小さな事で言えば、知らないのに知っているふりをする、いわゆる知ったかぶり。大きな事になると、経歴や年齢の詐称。
嘘の度合いはまるで違いますが、両者とも「自分に自信がない」という劣等感からくる嘘になります。
嘘をつく人は、お人好し
悪い人だけが嘘をつくとは限りません。
お人好し、一般的にいう良い人は意外と嘘をつくことが多いものです。
本当は無理なのに、頼られると断れない・・・。大丈夫ではないのに大丈夫と言ってしまう・・・。
これらも立派な嘘です。人に対して優しくしたいという気持ちが自分を嘘で固めてしまうのです。
言葉を変えれば、人に優しく自分に厳しい頑張り屋さんなのかもしれませんね。
この種類の嘘には、周りがいち早く気付いてあげられるとエスカレートする前にストップさせることができるでしょう。
嘘をつく人は、頭の回転が良い
この人はよく嘘をつく、と言われるような人は嘘のつき方が下手なだけであって、嘘だとバレない嘘をつく人もいます。
前もって答えを準備していたかのように、質問に対して即答できる、話の構成が上手でつじつまが合う。
といったように、やけに出来すぎている感覚を受けることがあります。
この時、本人は嘘をバレないように付くために頭の中はフル回転しているのです。
頭の回転が速い人ほど、上手に嘘がつけるから、
人を騙すような詐欺などに手を出してしまうこともあるのです。
嘘はダメ!心理状態は?
嘘はダメ!傷つかないよう自分を守る
人間が嘘をつく目的でもっとも多いのが「自己防衛」でしょう。
たとえば、何か大きなミスをしたり、大切な約束を破ったときなどに嘘をついて、「こういうやむを得ない理由があって、こういう結果にあった。だから自分のミスは許されるべき」という説明をすることがあります。
本当は寝坊をしたにも関わらず、「アクシデントが起きて遅刻した」というような嘘をつくケースでは、自己防衛の心理が働いているわけです。
そこには、自分が精神的に傷つくことを怖れ、嘘の理由を作って自己弁護し、自分を守りたいという意識が強く働ていると考えていいでしょう。
嘘はダメ!自分を大きく見せ優位に立ちたい
「自分を実体よりも大きく、優れたものであるように見せて、相手より優位に立ちたい」という心理です。
たとえば、学歴や経歴、収入などを詐称する場合、こうした心理が働いていると考えていいでしょう。
「ある有名人と知り合いだ」とか、ぜんぜんモテてもいないのに「異性にモテて困った」などという嘘も、このケースということになります。
そこに共通しているのは、「自分はあなたよりも上位にいる人物である」ということを主張しようとする心理です。
嘘はダメ!話を合わせて良く思われたい
「相手から良く思われたい」という心理からつく嘘です。
人と会話をしているときに、嘘をついて相手の話に合わせることがあるでしょう。
たとえば、相手が「自分はスイーツが大好き。特にこういう種類のスイーツが大好物」という話をしたとしましょう。
それを聞いて、内心では「自分はどちらかと言うと甘いものは苦手。相手が大好物と言っているスイーツは特に嫌い」と思っていても、「自分も大好物」というように嘘をつくケースでは、「よく思われたい」という心理が働いているわけです。
気弱な八方美人タイプの人がつきやすい嘘ですが、そこには「人から嫌われたくない」という心理が働いていると考えられます。
まとめ
できるだけ嘘はつかないようにしたいものですが、つい嘘をついてしまった・・・ということもあるでしょう。
その時に気をつけたいのは嘘をついたことを悟られないことです。一度嘘つきのレッテルを貼られると信用を失うこともありますし、コミュニケーションも取りづらくなります。
なので、嘘つきのわかりやすい特徴が出ないように配慮したいところですね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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