幅広いギャグと鋭いツッコミで、テレビを席巻し続けるお笑いの帝王「ビートたけし」。
彼の最大の武器は、本質をスバリついた言葉。
様々な名言を発信する【ビートたけし】さんの名言集をまとめました。
人生の大先輩のお言葉は本当に心に染みます。
仕事や恋愛など様々な事で悩んだり苦しんだりする事がある時は、たけしさんの言葉を思い出してみてください!
結論:ビートたけしの名言はあなたにとって残酷かもしれない
【人生に期待するな!】
【才能の無い奴は努力しても成功しない!】
これらの言葉は『ツービートのわッ毒ガスだ―ただ今、バカウケの本』のあとがきに書いてあった言葉です。
特に、「人生に期待するな」は衝撃的な言葉でした。
当時(1990年代)は「夢に向かって努力しろ」とか、「やればできる」みたいな言葉がたくさんがあったからです。
ビートたけし名言① 母親の通夜で残した言葉
オレの見てた母親ってのは、いつも働いてて、いつも泣いてた親だから。
(母親の通夜でレポーターの質問に答えて、1999年8月)
「オレは異常なマザコン」と公言しているたけしさん。
たけしさんと母親さきとの絆は深いのです。
通夜でレポーターに囲まれたたけしさん、その際の発言は、“芸人ビートたけし”ではなく、母親の死に打ちひしがれる一人の息子(たけしは末っ子)のものであったのです。
言葉の端々からは、たけしさんのお母さんに対する深い愛情が見て感じられます。
「兄弟は“オオカミ婆さん”って言ってたんだけどね。危ないと思って行くと盛り返すから。でも、今回はね……。95でしょ。よく生きたと思うもん」
レポーター「でもね、たけしさんお母さんの95歳の一生っていうのは、お子さんにかけた一生だったと思うんですけど……」
「う、う……うん。母ちゃんのお蔭ですね。すごい親だから」
たけしさんは喉を詰まらせ、言葉を絞り出すように答えていました。
この日は雷雨。たけしさんが言葉を絞り出し終わるや轟音!
その直後にたけしは、ハンカチを取り出しその場にうずくまると、激しく嗚咽したのでした。
ビートたけし名言② :遊びも一生懸命
「遊ぶのも一生懸命遊ばなきゃおもしろくねーだろ」
たけしさんは、何に対しても一生懸命です。
仕事はもちろん、遊びに対しても。とことん本気で遊びます。そこに手抜きは一切なし。何ごとに対しても中途半端が大嫌いと言います。
かつて、たけし軍団が週に何本ものレギュラー番組を抱えていた頃、超多忙な毎日でもたけしと軍団は寝る間も惜しむように朝まで遊んだと言います。
徹夜で飲んで、そのまま草野球の試合をする。普通ならば、少しぐらい手抜きの試合になりそうなものだが、たけしさんはそれを許さないのです。
やるからにはとことん本気でやるのがたけしさんのポリシー!
たけしさんは言います・・・
ビートたけし名言③:「バカヤロー、コノヤロー!」
バカヤロー! コノヤロー!
(本人の口癖より)
「ダンカン、バカヤロー!」「ラッシャー、コノヤロー!」
たけしさんのよく耳にするお決まりのフレーズです。
たけしさんは東京の下町、足立区の出身。父親はペンキ職人。こうした環境によって彼の口癖となったと想像することもできるが、「バカヤロー、コノヤロー」の謎を解く鍵は、浅草時代です。
明治大学を中退しブー太郎となったたけしさんが、新宿から浅草へ渡り芸人の道に入ったことは有名です。
その著書『浅草キッド』(新潮文庫)では、芸人修業時代の話が瑞々しく語られてますが、たけしさんは浅草のストリップ小屋である「フランス座」で芸人のキャリアをスタートさせました。のちにツービートの相方となるビートきよしとも、このフランス座で出会ったのです。
当時フランス座でたけしさんに芸人のいろはを叩き込んだのが、深見千三郎という芸人でした。
たけしが「オレの師匠」と呼ぶ伝説の浅草芸人です。
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芸達者で粋だったという深見千三郎の口癖が、この「バカヤロー、コノヤロー」でした。
たけし:「師匠、お昼出前に何とりますか?」
深見:「バカヤロー、コノヤロー。かつ丼」
たけし:「師匠、腹減りましたね」
深見:「バカヤロー、コノヤロー。寿司でも食いに行くか」
といったやりとり。これが、たけしにも受け継がれたのです。
ビートたけし名言④:運も実力のうち
よく「時代を読め」なんて奴がいるけど、バカ言ってるんじゃない。
(『悪口の技術』新潮文庫)
時代を読め!――ビジネス雑誌や経営指南書に頻出するフレーズですね。
時代の風を読み、一歩先、二歩先を行かなければ成功はない。
これをたけしさんは出鱈目だと一刀両断します。
「清流に鮎がいるといっても、鮎が清流を作ったわけじゃないだろう。綺麗な水だったから、鮎が棲んでいるってだけのことだよ」(『悪口の技術』新潮文庫)
たけしさんが芸人としてブレイクしたのは、運よく時代のニーズに合ったからです。
運も実力のうち、人間の成功などは運次第というわけです。
さらに、人と違ったことをして成功を追い求める人間よりも、
「一般常識の中に埋もれちゃっているような奴にこそ、幸運の女神は微笑む」
とたけしさんは言います。
本当は、常識や普通の感覚を身に着けた者こそが、「そこから外れた何か」を実現できるのでしょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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コメント
おはようございます。
朝いつもお早いですね。
確かに名言ですね。全て読ませて頂きました。一つ一つの言葉に意味があり思いがあり、心に刺さるものがあります。
今日も一日頑張れそうです。
いつもいいね、ありがとうございます🥰
おはようございます。いつも見てくださりありがとうございます。