ピアノの初心者ですが、上達するには1日に何分練習すればいい?
ゆずちゃん教えて!
はい!なんでも聞いてください!
そんな あなたの悩みにお答えします。
初心者にとって、ピアノの練習は大変なもの。「練習時間が足りない」「なかなか上達しない」という理由で、習い始めてすぐにピアノをあきらめてしまうことも。
ピアノをやめることは、音楽を演奏する喜びや満足感を失ってしまうことと同じです。
そうならないためにも、効率の良い練習方法や、上達するコツを学びましょう。
質の高い練習をすれば、上達のスピードは上がります。ある研究によれば、練習に大事なのは量ではなく、質である事が明らかになっています。つまり、最初からきちんとした質の良い練習をする習慣を身につければ、練習することが楽しくなります。好きな曲を演奏することは、誰でも楽しいですよね。
今回の記事では、練習内容の組み立て方、練習前の準備、そして練習で最大の効果を得るためのポイントについて説明します。
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ピアノ初心者の練習ルーティーン
ピアノの初心者は1日に何分練習すればいいの?
まずは1日20分を目標に練習してみましょう。
私は毎日 1回を40分で、2回から3回します。
慣れてきたとしても、基本的には、人間の集中力の限界とされるのは約40分ぐらいです。
毎日何時間も練習しているプロのピアニストでさえ、40分を限度として休憩を挟んでいます。
とはいえ、もし弾くのが楽しくなってきてやめたくない場合は、そのまま続けても構いません。
集中力が落ちたらすぐにやめて、頑張った自分を褒めてあげてください。
ピアノ初心者はどのくらいの頻度で練習すればいいの?
毎日練習することを習慣にしましょう。
毎日というと難しく感じるかもしれませんが、1日にたった20分であれば続けられるはずです。
テクニックが上達するに伴い、練習することでポジティブな気持ちになるようになり、毎日の日課として練習することが楽しみになってきます。
数日ピアノから離れていると、鍵盤が恋しくなってくるでしょう。
無理をしすぎる必要はありません、週に5日弾くことができれば、それでも上出来ですよ。
ピアノ初心者の練習のタイミングは?
いつでも大丈夫ですよ!
あなたに合った時間帯を選んでください。
スケジュールに余裕がある方は、いくつかの時間帯を試してみて、自分に合った練習時間を見つけるのも良いですね。
一人一人自分に合った練習時間は異なります。
周りの人のスケジュールも考慮する必要がありますね。ヘッドフォンが使える電子ピアノをお持ちなら夜でも練習できますが、アコースティックピアノで、家族だんらんのテレビの時間や、早朝に弾いたりすると反感を買ってしまいますから・・・
ピアノ初心者の練習の場所は?
いつでも目に入り、すぐに弾ける場所が理想的ですが、私の場合は自分の部屋です。
部屋のスペースには限りがあるので、正しい姿勢でまっすぐ座って弾ける場所ならどこでも大丈夫です。
ピアノ教室で場所を借りたりすることもできます。
練習場所を借りたり、友人の家などでピアノの練習をする場合は、できるだけ近くで気軽に通える場所を探しましょう。毎日練習することが大切なのです。
ピアノ初心者の練習前の準備
ピアノ初心者は集中力が大切
練習は特別な時間と考え、最大限に集中できるようにしましょうね。
集中して練習することで、時間を効率的に使うことができ、練習の質が向上します。
本来であれば、練習部屋にはピアノ以外何も置かれていないのが理想です。
家族や同居人に、練習中は話しかけたり邪魔しないようにお願いしておきましょうね。
ピアノ初心者のウォーミングアップ方法
正しい弾き方で演奏すると、ピアノを弾くことは体中のエネルギーを指先に伝える全身運動になります。
音階やアルペジオを練習したり、ハノンなどのネットで無料で提供されている練習方法を実践したりして、ウォーミングアップをします。
ハノンとは?
1873年にフランスのシャルル=ルイ・アノンが考案した60種の練習曲は、指と手首の柔軟性、スピード、敏捷性、筋力を向上させるためのエクササイズです。日本では「ハノン」という名前で親しまれ、ピアノ教本のベストセラーとして、今でも多くのピアノ教室で採用されています。オンラインで無料の楽譜も入手できます。
ハノンはテクニックを磨くのには役立ちますが、その音楽性の無さについて批判されることも多いです。技術を鍛錬することと、音楽性を豊かにすることのバランスを、上手く取ることが大切です。
ピアノ初心者の練習の内容は?
レベルに合った練習曲で
ピアノ練習のモチベーションを上げる一番の方法は、好きな曲や、少なくとも聞いた事のある曲を演奏することよ!
とは言え、独学で自分のレベルに合った練習曲を選ぶのは意外と難しいですね。
簡単すぎると飽きてしまい、難しすぎると練習を続けられなくなります。
初心者向けの楽譜を見つけるポイント:
- 左手の音符が少ない
- 3音以上の和音がない
- 手のジャンプや素早い指の動きがほとんどない
曲を知る
その曲がどんなメロディーなのかをあらかじめ知っておく事は、練習の効率アップに繋がります。読譜力が上がれば、楽譜を見ただけでメロディーを想像できるようになりますが、それまでは曲を聴くことにより、その曲のイメージをつかんでおきましょう。指の動きが分かる演奏動画を見るのも良いでしょう。どの部分で指を交差させているのかなど、楽譜だけでは分からなかった事が見えてきます。
繰り返し練習する
弾きたい曲を選んで、どんなメロディーなのか分かったら、楽譜を4〜10秒ぐらいのセクションに分けて練習していきましょう。研究によると、これは脳が新しい複雑な指の動きを記憶するために、集中できる時間の限度であると言われているからです。
両手で弾くみる
はじめから、両手でピアノを弾くのは難しいかもしれません。 脳に以下の3つのことを同時にさせているからです:
- 右手がすることを覚える
- 左手がすることを覚える
- 両手を上手く連動させる
このように、脳は右手、左手、両手で弾くことを、それぞれ別の作業として認識します。
そのため、まずは右手と左手を別々に練習してから、両手で弾くことに挑戦してみましょう。
毎日20分練習すると仮定して、1週間以下のように練習してみましょうね。
上手く弾けるようになるには
「上達する」とは、これまで弾けなかった所が演奏できるようになること。
そのためには、どの部分が上手く弾けないのかを特定し、早めに修正することが大事です。
ややこしい音符の連打や、指遣いが登場しても、逃げずに頑張ってみましょう。
難しい部分の練習も、短いセクションに分けて片手ずつゆっくり弾いてみましょう。
上手く弾けるところを弾くのは気持ちが良いもの。でも、貴重な練習時間を費やして、改善すべき部分をおろそかにしてしまうと、一日何時間弾いても曲はマスターできません。まだ難しいと感じる箇所を見つけて、そこに集中して練習しましょう。右手、左手、ゆっくりと、両手、さらにゆっくりと、そして徐々にスピードを上げていきましょう。
このような練習を経ることで、ピアノがうまく弾けるようになります。上達のための練習と、楽しむための演奏を別々のものとして考えましょう。難しい箇所が弾けるようになったら、自分へのご褒美として、お気に入りの曲を心ゆくまで弾いて気分転換してみましょう。
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現役ピアノ講師が企画・執筆・制作に携わった初心者のためのピアノ教材。
初心者でも楽しくドレミから学べる内容になっています。
これまで楽譜も読めず、楽器を触ったことの無い方でも簡単に
理解できるような内容になっています。
第1弾の『30日で有名な曲を2曲弾けるようになる』という
コンセプトは大変ご好評を頂いたので、続編もセットにて
ご用意いたしました。90日で名曲を6曲弾けるようになります。
DVD内では曲に関しても細かくレッスンをしているので、
先生の解説に従って練習すれば弾けるようになります。
最後までお読みいただきまして ありがとうございました!
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