少し前からビジネスマンのあいだでも流行っているらしい「瞑想」。
集中力がアップしたり、幸福度が上がったり、
素晴らしい効果があるとウワサです。
瞑想とは、心を静めて自分の内面と向き合うことです。
また、瞑想にはさまざまな方法や効果があります。
では、瞑想には、どのような効果があるのでしょうか。
本記事では、瞑想の効果についてご紹介します。
結論:
基本的に瞑想は科学的根拠に基づいているので怪しいものではありませんよ。中でもアメリカの脳医学博士であるジョン・カバットジンが考案した、「マインドフルネス」という瞑想の一種が有名です。
脳画像研究などさまざまな技術が発達していくなかで、たくさんの研究が行われ、「瞑想は科学的に効果がある」と証明されたんです。
もし貴方が「瞑想」というものをやったなら、何が起こるのか?
瞑想している人、していない人はどんな違いがあるのか?
あるいわ瞑想とはそもそも何なのか?
特に「マインドフルネス瞑想」をお教えします。
ただし瞑想の本質はただ一つだけなのです。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネスは科学的根拠に基づいたものなのでとても効果的ですし、
アメリカでもよくおこなわれている治療のひとつになっています。
今アメリカでは瞑想産業の市場規模は4兆円にものぼると言われていて、
どんどん大きくなってきています。
一般的な書店にも『サイコロジー・トゥディ』という心理学の雑誌が並び、
マインドフルネス、あるいはメディテーション(瞑想の英訳)という言葉を
見ない日はないですね。カウンセラーも日々、治療に積極的に取り組んでいますよ。
マインドフルネス瞑想の方法
今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、
「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。
特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、
考えを占める時間が長くなりがちです。
つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。
こうした心ここにあらずの状態から抜けだし、心を”今”に向けた状態を
「マインドフルネス」といいます。
めい想で心を“今“に向ける
心を”今”に向けたマインドフルネスの状態に到達する手段として、
めい想が行われます。
マインドフルネスめい想は、脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくしたり、
仕事のパフォーマンスを上げる効果があり、医学やビジネスの世界で大きな注目を集めています。
マインドフルネスめい想には、大きく「意識を集中するめい想」と「気を配るめい想」の2つがあります。意識を集中するめい想として、「呼吸のめい想」を、
気を配るめい想として、「音に耳を澄ますめい想」です。
呼吸の瞑想
- 背筋を伸ばして座る。目は軽く閉じるか、薄く開けて斜め前を見る。
- 息を吸ったときに、おなかや胸がふくらむのを感じ、心の中で「膨らみ、膨らみ」と実況する。呼吸はコントロールせず、そのとき一番したいように呼吸する。
- 息を吐いたときに、おなかや胸がちぢむのを感じ、心の中で「縮み、縮み」と実況する。
雑念が浮かんできた場合は、「雑念、雑念」と心の中でつぶやき、「戻ります」と言って、
再び呼吸に意識を戻します。
呼吸のめい想は、1日10分ほど行い、慣れてくれば時間をのばしても構いません。
音に耳を澄ますめい想
心を”今”に向けたマインドフルネスの状態に到達する手段として、めい想が行われます。
マインドフルネスめい想を行うと、脳が活性化し、ストレスに強くなることがわかっています。
マインドフルネスめい想には、大きく「意識を集中するめい想」と「気を配るめい想」
の2つがあり、気を配るめい想として、「音に耳を澄ますめい想」を紹介します。
音に耳を澄ますめい想は、「①1つの音に集中する」、「②短時間で聴く音を切り替える」、
「③すべての音を同時に聴く」という3つのステップで構成されています。
まとめ
ここまで、瞑想の効果の情報を中心にお伝えしました。
要点を以下にまとめます。
- 瞑想の効果は、不眠解消・睡眠の質向上、ストレスや不安の改善、集中力アップなど
- 瞑想の効果の高め方は、呼吸方法を意識する、瞑想の目的を意識する、快適な服装に着替えるなど
- 瞑想を習慣化するためのコツは、短時間でも行う、瞑想をする場所や時間を決めるなど
瞑想により作り出される物事に集中しやすい心身の状態は「マインドフルネス」と呼ばれ、昨今多くのメディアで取りあげられており、ビル・ゲイツも賞賛したといいます。
瞑想とマインドフルネスは同一のものではなく、マインドフルネスを目的とした場合、
瞑想はその手段の一つといえるでしょう。
マインドフルネスは「気をそらさずに『今、ここ』に存在することのみを意識する」ということ。具体的には、心を落ち着かせ、過去の苦い出来事や未来の心配事、仕事やプライベートにおける不安といったストレス要因を一切考えず、今の自分にだけ自然と意識が向いている状態のことを指します。
また、マインドフルネスには、不安の改善、心を穏やかにする、うつ病の抑制などの効果があると考えられています。瞑想によって集中力が高まった状態=マインドフルネスとなり、さらに、気分を落ち着かせてリラックスすることで、気持ちにメリハリもつくでしょう。その結果、単調になりがちな自宅でのリモートワークにおけるオンとオフの切り替え効果も期待できるのではないでしょうか。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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