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柔道の神様・三船十段の技【空気投げ】とは?神と呼ばれた男があみだした極意

教育
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TOM

柔道の神様と呼ばれた「三船久蔵」はどういう人物なの?

三船久蔵の「空気投げの極意」ってどういう技なの?

こういった疑問に答えます。

 

わしも昔若い頃、柔道の神様「三船久蔵」の話を聞いたこととがあるぞ、おまんに教えてやろうなぁ

 

 

柔道の神様・三船十段の技【空気投げ】とは?神と呼ばれた男があみだした極意

 

2021年8月の東京オリンピックの柔道で、日本は個人で史上最多となる金メダル9個を獲得したほか、銀メダル1個と銅メダル1個、混合団体の銀メダルを合わせて12個のメダルを獲得する大躍進を見せました。

そのことは大いに喜ばしいことですが、柔道を観戦しつづけてきた私には、昨今の柔道は以前のものと、まったく異なるものになってしまった、との感慨が大きです。

 

今回の記事では、前回お話しした柔道の父”嘉納治五郎”に続き、「柔道の神様」と言われた、”三船久蔵”について紹介します。

 

・柔道の神様 三船久蔵とはどういう人物

・気合いひとつで・・・ どう柔道技をくりだす

・「空気投げ」の誕生のエピソード

・特別試合 佐村嘉一朗7段との決戦結果

・武術から整体師になってみよう!

 

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柔道の神様 三船久蔵

かつては、日本にとんでもなく桁はずれの柔道家が存在しました。
端からみていると滑稽ですが、本人は一生懸命に、奇想天外な必殺技を生み出そうと日々努力していました。
ときにそうした人は、奇人・変人とも言われ誤解されていましたが、さしずめ「講談本や剣豪小説のように、”気合”ひとつで相手を倒すことができないものか?」と、この一見、バカバカしいと思われる命題に、真剣に取り組んだ柔道家もまた、世間からみればさぞかし、キテレツな存在です。
東北 岩手の出身で名を三船久蔵といいました。
のちに、”柔道の神様”とまで尊称された人物です。
明治16年(1883年)生まれの三船久蔵は、現・仙台2中から慶応義塾大学へ進学し、かたわら講道館に入門して、身長159センチ、56キログラムの小柄な体格ながら講道館を代表する柔道選手となりました。
のちには、60年を超える柔道人生の中で、試合において一度も負けず、一度も投げられなかった、との”不敗”の伝説を残しました。

 

 

柔道の神様 三船久蔵気は合いひとつで・・・

その三船久蔵は、気合いひとつで・・・・・の理想にとり惹かれ、稽古のおり、まずは「エイ〜ッ」と気合をかけて、それから相手と組み合うことを繰り返しました。

ですが、何回もやっても、さずがに気合ひとつで、相手は飛んでくれません。
それでも自負心の強い三船は、人が1時間稽古するところを2時間稽古し、「エイ〜ッ」を繰り返しているうちに、気持ちのうえでは”気合ひとつで・・・”、相手を投げられるような気分になったと言います。
しかし・・・実際には相手は倒れていない・・・・。
そこで次には、気合に加えて、ほんの少しだけ、相手に触れて放り投げられないものかと考えを変えました。そこは1ヶ月千本稽古を貫いた「稽古の虫」です。
繰り返し試してみるうちに、相手のわずかな隙をとらえ、観念的には投げ得るような気持ちになったものの、現実には投げ飛ばすことはできませんでした。
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柔道の神様 三船の「空気投げ」の誕生

それではということで今度は、軽く相手をつかめて、ほんの少し自分も動くだけでなんとかならないものかと工夫しました。
足をかければ、それこそなんとかなりましたが、それでは”気合ひとつ・・・”の命題から離れすぎてしまいます。
つかめて、自らも動く・・・・これ以上の譲歩はできません。困惑しながらも三船は熟考しました。
「技をかける自分の方に、隙があるからではないか?」「決して倒れない構えを身につければ、あるいは・・・」

 

今度は、自分自身に工夫をすることにしました。

三船は、ゴムまりに執着しはじました。まりは「球」であり転がりはするが、絶対に倒れない。

朝起きるや否や「球」について考えます。三船は1日中「球」の動きを見つめ、しばらくすると「球」は直線の動きが一番速く、重心が低いことなどがわかりました。「球の理論」が彼の頭の中で少しずつ形のイメージが出来上がってきます。

しかしながら観念的な結論だけでは、目的には到達できない。理論を実践するには、稽古ありきが必然でした。

いくしか三船の技にはスピードが増してきました。そしてついに、相手の重心の移動を利用して、足腰に触れず、体のさばき、移動だけで相手を大きく、キレイに投げるコツを会得しました。

 

「空気投げ」の誕生です!(柔道用語では、「隅落し」)

 

三船は、このように語っています。

「この技が生まれた深い根底の流れには、柔道の理念と夢の柔よく剛を制すがある」

 

また、

「小さい者は重心が低い。重心は下にあればあるほど盤石である」、「大きな者の重心は得てして高くなりがちだ」、「言い換えれば、大きな者と小さい者が相対した場合、主導権は大きな者の重心を崩す、小さい者の動きの中にあると考えた」

 

この三船の着想は、「大車」や「踵返し(きびす)」といった新しい技にも取り入られました。

しかし、「空気投げ」にしろ、「大車」にしても、はたで見ていると、八百長から奇術しか見えません。ヒョイと動いただけで、相手が投げ飛ばされるはずがない・・・・」高段者になればなるほど、柔道家でも信じる者は少なかったのです。

 

昭和5年(1930年)11月、第一回全日本柔道選手権大会が開催されました。三船は同じ7段の佐村嘉一朗と特別試合をおこない、見事「空気投げ」で倒しその真価を証明したのです。

 

柔道の神様 三船と佐村嘉一朗7段との勝負

一進一退の攻防が続き、やがて佐村が技を仕掛ける動きをみせた、三船は相手の左肘下をとり、右足を己の左足かかとの後ろ辺に最も近くまわして寄せ、下腹部に気力を充実させて、上体をまっすぐに重心を低く、左足を相手の右足横外に踏み出すや、相手を斜め上に押し上げたのです。

 

佐村は、弧を描いて宙を舞います・・・・

 

紛れもなく「空気投げ」が公衆の目の前で明らかにされた瞬間でした。

三船はその後、幾つもの新しい技を開発しましたが、その後日本の柔道界で「空気投げ」レベルの技を創り出した人物は現れませんでした。

「空気投げ」誕生の秘訣を聞かれた三船は、ただ一言

「非凡は凡の中にある」

とのみ答えとのことです。

 

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少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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