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「気」と「氣」の漢字の違いとは?日本の「氣」が封印された歴史事実

教育
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TOM

「氣」という漢字を知っていますか?

 

そう!「気」の旧漢字が「氣」です。

 

 

わたしは日本の文化や考え方を大事にしています。
その大事にしていることの一つに「  」という漢字を使っています。

 

この「 氣 」を旧字なんて言われることもありますが、とんでもない!! 合氣道では未だにこの字を使っている道場が多くあります。

 

ゆず子

「氣」という漢字で習った世代でもないのに、どうして「氣」を使っているんだろう?

 

という事で、今回の記事では

・「気」の中に「米」を書いた理由
・「氣」という漢字が「気」に変わった理由

について紹介します。

これを読んだら、あなたも「  」を使わずにないられなくなります。

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「気」という漢字に「米」を書いた理由

 

 

「気」という漢字の意味を調べてみると、

【「気」という漢字の意味】

  1. ガス体
  2. 天地間に生じる自然現象
  3. 宇宙と人間の根底にあるとされるエネルギー。生命の活力
  4. 精神・感情の働き
  5. 何か特有のようす
  6. 一年を二四分した期間

出典:気(き)の意味 – goo国語辞書

とあります。

特に、「米」とかかわりがあるような意味は見つかりませんでした。

ではどうして「気」という漢字に「米」を使ったのでしょうか?

「氣」という漢字の意味

「氣」の部首である「气(きがまえ)」は雲が空に流れる様子を表しています。

「氣」という漢字に「米」が使われているのは、2つ説を見つけることができました。

 

【「氣」に「米」が使われる理由】

  1. 「氣」は米の蒸気を表しているから
  2. 「氣」の「米」は食べるお米の事ではなく、エネルギーが四方八方に放ってる様子を表している

(1)のお米の蒸気を表しているというのが一般的なようですが、
(2)が本来の意味ではないかと思います。

そもそも「米」は古くから日本人にとってはとっても大切な穀物です。

神事や儀式にお米が使われることも多くありました。

「米」の語源を調べると、「気持ちを籠める」とか「神聖なものが籠められた」の「こめ」から来たという説もあります。

また「米」という漢字には、「エネルギーが四方八方に広がる」ことを表しているという説もあります。

 

今よりも神秘的なものを信じた古代の人が「神様のエネルギー四方八方に広がる」という意味で「氣」を使ったのかもしれませんね。

日本人にとって大切なお米、そのお米を食べればエネルギーになるとお米の偉大さを表した漢字だそうです。

 

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「氣」が「気」に変わった理由

どうして「氣」という漢字から「米」がなくなって「気」に変わったのでしょうか?

1940年代の日本では「  」を使用してました。
「氣」という漢字が「気」に変わったのは太平洋戦後です。

第二次世界大戦後、日本はGHQによって統治となります。そのとき、漢字の見直しが行われ、「  」は「 気 」となり常用化され、教科書にも「 気 」が採用されました。

日本の教育制度は整っていたので、あっという間に「  」は「 気 」へと変わっていきました。

そのまま「  」は旧字として解釈されしまい、風化されようとしています。

 

見た目では、画数が4つ減ったというだけ。しかし、たった4画だけでも、漢字の持つ意味合いが大きく変わるのです

「気」と「氣」の違い

(気)を使う言葉として、

元氣(気)

病氣(気)

氣(気)持ち

などがあります。これらの表現にあるように「(気) 」はエネルギーを意味しています。
合氣道は良い例で、エネルギーの使い方や合わせ方の道を意味してしますね。

アニメのドラゴンボール超でも、戦闘力(身体の持つパワー) のことを孫悟空たちは「 (気) 」と表現してますよね。

ここからもわかるように、エネルギーそのものを意味しています。

「氣」がエネルギーが四方八方に広がる様、日本人の精神や神が宿った漢字だったのは説明した通りです。

では「気」はどうでしょうか?

「気」の中は「〆」が使われています。

「〆」は「締める」と同じ意味なので、「氣」で使った「米」とは真逆の「押さえつける・封じ込める」なんて意味になります。

  • 「氣」:エネルギーが広がる
  • 「気」:エネルギーを封じ込める

「気」という文字を使っていると、知らず知らずのうちに自分の「氣」を閉じ込めてしまうんですって。

「  」を使うことでエネルギーが放出されているイメージができ、本来あるべきエネルギーの流れが生まれます。

氣(エネルギー)というのは、良かろうが悪かろうが常に全身を流れ、外に出ているんです。むしろそれが自然な状態。

 

逆に、自分の中に閉じ込めようとすると氣が淀み、調子が悪くなります。そんなときは深呼吸でもして、体内のエネルギーを入れ替えましょう。

 

ずっと、部屋に閉じこもっていると空氣が悪くなる感覚ありますよね?これが「 気 」。

そのような時って、窓やドアなどを空けて外からの空氣を入れませんか? すると空氣に流れが生まれ、入れ替わってスッキリします。まさにこの状態が「 氣 」というわけですね。

アメリカは日本からエネルギーを奪った?

「氣」に日本人の主食のお米、神様とのつながり、無限に拡がるエネルギーを見たアメリカが日本から「氣」を奪って「気」にしたという説があります。

日本が二度と戦争へ進まないよう、言葉を大切にする日本人から無意識に力を奪うために変えたそうです。

そして、力を自分達が持つために「米国」となった…という説も目にしました。

わたしはこれは日本人がアメリカの事を「亜米利加(アメリカ)」とか「米利堅(メリケン)」と書いていた名残だと思っているのですが。

アメリカによる「言葉狩り」によって、無意識に日本人から精神性が奪われ、弱体化が進んだそうです。

 



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まとめ

言葉はわたし達が想像する以上に、偉大な影響力を持っています。
たかが「 氣 」ですが、されど「 氣 」です。

日本の文化、日本の漢字の考え方っていうのは本当に素晴らしいです。

少しでもエネルギーが良い方向へ向かうように、「 氣 」という漢字を使って自分をプラスに持って行ってみてはいかがでしょうか?

漢字については、友人の“駆け引き漢字”がオススメです♪

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最後までお読みいただきまして

ありがとうございました!

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