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ビートたけしの絵画への思いは、ギャグのアイディア作りから始まった

ビートたけしの絵画への思いは、ギャグのアイディア作りから始まった教育
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ビートたけしさんは、なぜ突然絵をはじめたの?

 

たけしさんの絵画への想いってなんだろう?

そんな疑問にお答えします。

たけしさんといえば言わずと知れたお笑い界のレジェンド、お笑いビッグ3(ビートたけし、明石家さんま、タモリ)の一人です。

伝説的番組「オレたちひょうきん族」や「THE MANZAI」で人気を博した後、俳優、映画監督と活躍の幅を広げる一方、バイク事故やフライデー襲撃事件、つるはし男襲撃事件など破天荒芸人という感じがしますね。

それらに加えて実は「絵心もある」人であります。
そこで今回は、ビートたけしさんがなぜ絵を描きはじめたのか? 絵画への想いをまとめてみました。

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ビートたけし 絵を描き始めたきっかけは?

白いプリンター用紙

ちょうど映画「HANA-BI」を撮っている最中に本格的に絵を描きはじめました。
子供の頃は、絵にも興味もなく図画の成績もどうしようもなかったそうです。

ではなぜビートたけしさんが突然絵をはじめたのか?

「HANA-BI」の撮影に入る前に絵コンテを描いてみました。

しかし、いくら自分のイメージを描いても現実には制約が多く、そのまま撮れませんでした。
絵コンテは無駄だと思いやめてしまいましたが、せっかく絵コンテを描いたから色をつけてみようと思い続けたそうです。

そこからはじまって、勝手に描いていたら絵がだんだんギャグになって、描くのが止まらない!
そしてくだらないアイディアがどんどん出てきました。

映画では本番だとかカメラマンが撮りますから、ラッシュを見て、構図とかがちょっと違うと思う事もありました。

色も想像していたのと同じじゃなかったり、やきものを作っていて、釜からだしてみたら
こんな色になってしまうという感じだったそうです。

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絵画は落書き感覚

Free Graffiti Background photo and picture

最初は普通の画用紙サイズでしたが、やっているうちに、もっと大きなのを描きたくなってきました。
画材もマーカーだけでしたが、最初はパステルも使いはじめました。
そのうち油絵も始めるかもしれませんが、画材に引きずりまわされたらしょうがないと。

しかし、トタンにペンキ塗っていて、そこにどっからか拾ってきたコンクリート・ブロックで傷をつけても絵になりますから、とにかく発想が画材よりも先行しないといけないと考えました。

ビートたけしさんは、描く前にイメージはあっても、それに技術がついていけないと悩み、
人の顔とか指先とかがうまく描けないから、どうやってもごまかしていまいます。
下手すると右手と左手を逆に描いている時もありますが、その方が面白いと思っています。

逃げることのおもしろさというか、そういうインチキくささがたまらない

と語っています。

いま描いている絵は、ピアノでいえば、まだバイエルの段階で、ここから進んでソナチあたりまでいけるかどうかと言っています。

便所の落書きレベル?

Free Lost Places Graffiti photo and picture

自分自身を使って、絵を描くということがどんな風に進化してくのか見ていきたいと語っています。

しかし、ビートたけしさんは言います。

「便所の落書き」だから画家宣言なんてする気はないと断言でいています。

 

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ビートたけしの画材

地面にたくさんのペイント ブラシ

今までいろいろな画材を試したが、マーカーだとやはり色が薄くなってしまうので
ポスターカラーに落ち着きました。

グラデーションみたいな感じを出したいときはパステルなど使いますが、単品で使用することはありません。あとバックを塗るときにはマスキングしてローラーを使います。

それによって油絵のような立体感は全然なく、遠近法も使いませんので、どうしても平面的な絵になってしまいます。
立っている人を上から描いても、みんな寝ているように見えてしまいます。

「まだまだ技術は足りない」と語っています。

そう言ってもやはり色にはこだわります。ポスターカラーなどはいろいろな会社のをたくさん買いました。
画材屋の「世界堂」に行くと、いろいろな色が揃っています。青だけでも十種類くらいあります。
以前は青でも自分の青にしたくて、いろいろな青を混ぜていくとどんどん濃くなってきますので
気をつけていました。

人生とはなんてこんなもの

 

この絵は、千手観音が野球の審判やってる絵。
キャッチャーが大仏で、バッターボックスに立ってるのはごく普通の男。
審判が審判だけに、いろんな判定を一度に勝手にしちゃうんだ。

球の受け手は微動だにしないんだけど、判定は
勝手に出されてしまう。
しかもピッチャーが野茂だったりして。
考えてみれば、人間の人生なんて、このバッターみたいなもんだっていうことなんだけどさ。

 

 

 

このの絵は、自分のモノがいかにデカイか競いあうという、漫才のネタ
みたいなもんだね。
とにかく、おれのが一番デカイんだってどんどんエスかトしていく。
でも、もっと?て、卵子に向かって精子がうじゃうじゃ泳いでるんだけど、
よく見たら精子の頭が地球だった。こいつはそうとうデカイ。

 

関連記事:北野武ことビートたけしのエピソードはこちらです。
⏬⏬⏬

参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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