「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
これは『アイデアのつくり方』(ジェームズ・ウェブ・ヤング著)で言われたアイデアの定義です。
でも具体的にどうやって斬新なアイディアを生み出すの?
そんな疑問にお答えします。
斬新なアイデアは、もしかしたらあなたの目の前にあるかもしれませんよ!!
そこで今回の記事は、あなたが普段の生活で見ているものから
斬新なアイデアを生み出すためのコツをご紹介します。
意識して欲しい情報を集める
まずは、この質問を読んだ後、目を閉じて思い浮かべてください。
今、あなたの周りの「青い色」はどんなものがありますか?
思い浮かべましたか?
それでは目を開けて、周りの「青い色」を確認してみましょう。
どうでしょうか?
「あっ、あそこにも、ここにも・・・と色々なところにも青い色がありました」
となったはずです。
これは「カラーバス効果」と呼ばれており意識をしたときから、それに関連する情報が
目に飛び込んでくるようになるといったものです。
これは色に限ったことではありません。
問題意識を1つ決めておくと、
それに関連する情報が次々舞い込んできます。
そして意識しながら過ごしていると
「まてよ・・・。これは使えるかもしれない!」
と目に飛び込んできた情報がもとで閃くことができます。
視点✖️視野を変える
「視点を変えなさい」とよく聞きますね。
そうは言っても視点の変え方がわからない人は多いものです。
そんな時は体を動かして実際に変えてみましょう。
例えば「子供たちが利用しやすい店舗」を目標とします。
「子供目線で考えなさい」と言われたら子供の目線の高さまでしゃがんでみましょう。
手も足もできるかぎり短くしましょう。
すると世界が変わります。気づけなかったものに気づきます。
その気づきが斬新なアイディアを生み出します。
連想ゲームをする
連想ゲーム、ひとつのものからどんどん連想していきアイデアをだす方法です。
昔のテレビ番組、マジカル頭脳パワーの「マジカルバナナ」というゲームを
ご存知ですか?
「バナナと言ったら黄色」「黄色と言ったらマクドナルドの『M』」と言葉を連想させていくゲームです。
これを1人でやりはじめると頭が回転しはじめて
頭の奥に押し込められていた言葉を引き出せるようになります。
その記憶が、いま貴方が直面している課題・問題に当たります。
当たるととアイデアが誕生します。
連想ゲームは解決思考になるケースも多々あるのでメモを取りながらやるほうが効果的です。
オズボーンのチェックリスト
オズボーンのチェックリストとは、ブレーンストーミングを考案したオズボーン氏による
アイデアが浮かばないときに、違った切り口で発想するためのリストです。
このチェックリストは全部で9つあります。
- 【転用したら?】
現在のままでの新しい使い道は?
【応用したら?】
似たものはないか?真似はできないか? - 【変更したら?】
意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる? - 【拡大したら?】
大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる? - 【縮小したら?】
小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる? - 【代用したら?】
代わりになる人や物は?材料、場所などを代えられないか? - 【置換したら?】
入れ替えたら、順番を変えたらどうなる? - 【逆転したら?】
逆さまにしたら?上下左右・役割を反対にしたら?
・【結合したら?】
合体、混ぜる、合わせたらどうなる?
アイデアの定義は「既存の要素の新しい組み合わせ」です。
その組み合わせのために重宝するのがこのリスト。
オズボーンのチェックリストを用いることによって
同じ情報源から姿形の違う様々なアイデアを
うみだすことも可能になるでしょう。
まとめ
アイデアをうみだすために大切なことをまとめると
視点を変えるために体を動かすこと
連想ゲームをして言葉を引き出すこと
オズボーンのチェックリストを使うこと
です。
「なんか斬新なアイデアは??」と頭を抱えそうになったらぜひ思い出してみてください。
あなただけのアイデアが生まれるかもしれませんよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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