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ウルトラマンの故郷は沖縄だった!?M78星雲の真実と沖縄出身脚本家たちの物語

ウルトラマンの故郷は沖縄!?M78星雲と沖縄文化の深い関係たった一つの考動で人生が変わる
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TOM
TOM

子供から大人まで愛されている“ウルトラマン”。

実はこのウルトラマン、沖縄と深い関係がある…
という話があることをご存知でしょうか??

 

ゆず子
ゆず子

ウルトラマンと沖縄の関係って何?

 

こんな疑問にお答えします。

 

ウルトラマンと沖縄――その知られざる関係とは?

 

NHK総合・沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ『ふたりのウルトラマン』
公式リンク:Website

1972年の沖縄本土復帰直前、日本全国で大ヒットした
特撮ドラマ「ウルトラマンシリーズ」。

世代を超えて愛され続ける特撮ヒーロー「ウルトラマン」。
そのルーツが、実は「沖縄」にあるという説をご存知でしょうか?

沖縄の本土復帰50年を記念して放送されたNHKドラマ『ふたりのウルトラマン』。
そこでは、ウルトラマン誕生の舞台裏に隠された、沖縄出身の2人の
若き脚本家たちの活躍が描かれています。

彼らの名は、金城哲夫上原正三

この2人こそ、ウルトラマンシリーズの「物語」を創り出した
キーパーソンであり、沖縄からやってきた若者たちでした。

アメリカの統治下、沖縄からパスポートを持って上京。
20代で円谷プロのメインライターとして活躍、
子どもたちが夢中になる人気番組を創り上げました。

当時のことを知る人々の証言を交えながら、ヒーロー誕生の舞台裏を描いた
沖縄復帰50年のドキュメンタリードラマです。
—上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用—

 

今作は「沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ」ということで、
実際に特撮ドラマ『ウルトラマンシリーズ』に参加していた、
金城哲夫氏と上原正三氏という沖縄出身の20代で活躍した
2人の脚本家にフォーカスを当てた内容です

アメリカ統治下の沖縄から、パスポート片手に上京し、沖縄出身という “アイデンティティー” を活かしたストーリーで、全国的に大ヒットしたヒーローの誕生秘話が描かれた。

 結論からお話ます。

ウルトラマンの故郷といえば、宇宙の彼方、光の国のM78星雲

実はこのM78星雲、
M = 南
78 = ナハ=那覇

と読み解くことができます!

これでウルトラマンと沖縄が関係しているということが分かりますね…!

本記事を読んでわかること
  • ウルトラマンへ沖縄から上京
  • ウルトラQ
  • ウルトラマン誕生
  • ウルトラマンのスタッフ集結

 

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M78星雲=沖縄!? その驚きの由来

ウルトラマンの故郷とされる「M78星雲・光の国」。
実はこの“M78”という記号には、沖縄との関係を感じさせる
ユニークな解釈があります。

  • M=南(Minami)

  • 78=ナハ(那覇)

つまり、「南のナハ」=沖縄の那覇を暗示しているとも読めるのです。

これは公的に認められた設定ではありませんが、
沖縄出身の脚本家たちが作品に深く関わっていたことを踏まえると、
彼らなりの“ふるさと”へのオマージュとして解釈されても不思議ではありません。

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円谷プロに集まった、沖縄からの若者たち

物語は1960年代、まだ沖縄がアメリカの統治下にあった時代に始まります。

昭和40年(1965年)、上原正三さん当時27歳のは、
「日本渡航証明書」(パスポート)を持って上京。
東京で円谷プロダクションに飛び込み、すでに脚本家として活躍していた
金城哲夫と再会します。(円谷プロ:東京都世田谷区砧町174)

「日本人の中で、沖縄人として自分を証明してやる」
そんな決意のもと、上原は円谷プロでの脚本活動に挑みます。

当時は、まだ沖縄は米国の支配下であり、
日本の本土に行く際にはJapan travel document 日本渡航証明書」
琉球列島 米国民政府といういわゆるパスポート
が必要でした。

上原さんは、「日本人(ヤマトンチュ)ひしめく東京で俺は生き抜いてやる」
といい、円谷プロダクションへ飛び込みます。

パスポートを持って沖縄から出てきた、上原さんは
「もう帰るところはない」という決意でした。

円谷プロの入社した上原さんは、金城哲夫さん(当時26歳)に再開します。
金城さんは円谷さんの愛弟子で文芸企画室を任せられていました。

ウルトラマンが誕生する以前、上原正三さんは駆け出しの脚本家出した。
そして隣には同じ沖縄出身の脚本家金城哲夫がいました。

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怪獣に込められた“沖縄語”のユーモア

上原と金城は、怪獣に沖縄の言葉で名前をつけ楽しんでいました。

ウルトラマンに出てくる怪獣ジラースは、二郎おじさんのこと。(ゴジラのパクリ)

ウルトラセブンに登場する「キングジョー」は、沖縄では“金城”という名字の人が多く、昔、沖縄に駐屯していたアメリカ人の方は金城さんのことを「キングジョー」とあだ名で呼ぶことも多かったんだとか。

 

『ウルトラセブン』に登場する“チブル星人”という、頭がデカイ宇宙人がいますが、
沖縄の方言でチブルは「頭」という意味で頭でっかちの宇宙人。

 

そしてまたウルトラセブンの登場する怪獣で“ザンパ星人”がいますが、
沖縄には残波(ざんぱ)という泡盛があったり、残波岬という岬もあり、
沖縄との繋がりが見えますね!

ウルトラマン以前 ― 『ウルトラQ』からの歩み

「ウルトラマン」の前身ともいえる作品が**『ウルトラQ』**。
この番組の企画・脚本に深く関わったのが、金城哲夫でした。

制作初期、脚本の質に厳しかった監督・円谷一(円谷英二の長男)
からたびたび叱られていた金城。

しかし「面白い怪獣を考えてほしい」との依頼に対し、
彼は「ガラモン」という新たな怪獣を創造。
その名の由来は、「隕石=ガラダマ」から来ているといわれています。

このように、『ウルトラQ』の成功が、
後の『ウルトラマン』へとつながっていきました。

円谷プロでは、みんなが子供のように怪獣に夢中です。

ウルトラQ 第13話 「ガラダマ」 脚本:金城哲夫 監督:円谷一

ウルトラQの視聴率30%を超え、子供達から大人気でした。
その源は奇想天外から生みだす金城のSF的発想でした。
上原さんは金城さんの影響を受けながら「怪獣」を考えていきます。

そして金城は、上原に「ウルトラQ」の脚本を書けと提案します。
しかし、また上原は拒みます。「沖縄をテーマにしたものを書きたいと」・・・

 

沖縄出身の脚本家が描いた“正義のヒーロー

戦後の沖縄という、複雑なアイデンティティを抱える環境で育った
彼らが描いたヒーロー像は、単なる正義の味方ではありません。

  • 異星人や怪獣との“共存”や“葛藤”

  • 軍事力では解決できない人間の心の弱さ

  • ヒーローとしての使命と個の尊厳の衝突

これらはすべて、沖縄の歴史や文化、
そして2人の脚本家が生きた時代背景と深くリンクしています。

円谷一は新番組の構想を練り始めています。今度の番組はヒーローが登場する。
スーパーマンをしのぐスーパーヒーロー。
地底からの宇宙からの怪獣を一発で倒すスーパーヒーロー。

お茶の間のカラーテレビの中で、スーパーヒーロと怪獣が戦う、
そんな脚本を考えてくれと円谷一監督は金城へ依頼をします。

上原は拒んでいた「ウルトラQ」の脚本を1話書くことが決定します。

「宇宙指令M774」21話

監修 円谷英二 監督:満田かずほ脚本 上原正三

円谷英二が試聴で絶賛します!「とても良い脚本だった!
子供たちが夢を持って楽しめる作品をこれからも書いてくれ!」、
上原さんに対する評価が上がります。

そして、円谷英二は言います。

「新番組 ウルトラマンがはじまります。汚たしいもの、
気持ちが悪いもの、血まみれを売り物にするもの、ダメです。

目を背けてはいけない社会問題は別のリアリズム映画がやってくれます。
どんな怪獣が出ようが、子供たちが日頃見れない夢を見れるよう作ってください!頼んだぞ」

とスタッフへ言います。

また円谷英二は、金城へ伝えます「早く脚本を書いてくれ、ハリウッドに負けないような日本製のSFにしたいんだ」と・・・

ウルトラマンに込められた“沖縄”の魂

ウルトラマンは単なるエンターテインメントではありません。
その裏には、沖縄出身の若き才能たちの苦悩と情熱が詰まっていました。

「M78星雲=那覇」説に象徴されるように、ふるさとへの想いを
物語の細部に忍ばせた彼らの姿は、現代の私たちにも大きな感動を与えてくれます。

円谷一監督がテレビ局から連れてきた監督 飯島敏宏。
美空ひばりの毛穴を撮った、監督の実相寺昭雄が加わります。
二人とも脚本を書いていました。

金城と上原の周りには一癖も二癖もある人間が集まってきます。

新番組の「ウルトラマン」は宇宙からやってきたヒーローで
地球を救うためのやってきます。
40メートルの巨人です。怪獣の殺し屋ではなく、
「愛」宇宙人なのに地球を愛してしまう。

どうしてウルトラマンは地球にきたのか?理由は?

 

「沖縄の理想郷の客人」(ニライカナイのマレビト)悪い客人(マレビト)を懲らしめる・・

 

ウルトラマン第一話は脚本を他の人に依頼しましたが、
内容が悪く金城が全面的に書き直しました。

円谷一、上原、金城は、第一話を目前に主題歌を考えます・・・ウルトラマンの故郷は? 宇宙の彼方 光の道たところ・・・円谷一は歌詞を考えます。

「胸につけてるマークは流星、自慢のジェットで敵を撃つ・・・」たくさん子供たちに夢を見せました。

ウルトラマン 第一話「ウルトラ作成 第一号」

脚本:関沢新一 金城哲夫 監督:円谷一

怪獣:宇宙怪獣ベムラー

ウルトラマン 第30話 「まぼろしの雪山」

脚本:金城哲夫 監督:樋口祐三

怪獣:ウー

金城は怪獣の気持ちになって脚本を書く、怪獣は女の子を守るために登場する、ウルトラマンは怪獣を殺さない。ここに金城の優しさがありました。

ウルトラマンOP

ウルトラマン 最終話「さらばウルトラマン」脚本:金城哲夫 監督:円谷一

宇宙怪獣ゼットンにウルトラマンはやられてしまいます。そしてゾフィーの登場・・

 

ウルトラマン:「私の命をハヤタへ渡して地球を去りたい」

ゾフィー:「お前は死んでもいいのか?」

ウルトラマン:「地球人の命は非常に短い」「それにハヤタはまだ若い」「彼を犠牲にはできない」

ゾフィー:「ウルトラマン そんなに地球人が好きになったのか!

そしてM78星雲の故郷へ帰っていきます。ウルトラマンは40%の視聴率を叩き出しました。

大人になった子供たちに贈るヒーローアイテムはこれ!

 

そしてウルトラセブンへと引き継がれていきます。

ウルトラセブン時代 沖縄返還

1967年 佐藤首相 沖縄返還の日米合意を発表。

ウルトラゼブン第一話「姿なき挑戦者」脚本:金城哲夫 監督:円谷一

円谷と金城は悩み出します。 「毎週毎週 俺たちは怪獣を殺している」と・・・

「人権というか怪権というものがあるのではないか・・・?」
「怪獣だって泣きたいんだよ」

実相寺は金城に問います。ウルトラマンはどこからきたのか?

金城:「宇宙の彼方 光の国・・」

実相寺は言います。「違うよ金ちゃんが考えたのだから沖縄、
ウルトラマンの故郷は沖縄」

ウルトラセブン 第8話「狙われた街」

脚本 金城哲夫 監督:実相寺昭雄

社会的問題テーマにを取り入れたウルトラセブンは好調ではありませんでした。

怪獣の出ないSFのマイティ・ジャックを投入するも逆に沈没。

その後円谷プロは経営の危機を迎えます。怪獣が出ない
怪獣はその場の雰囲気を変えてしまう。マイティ・ジャックは怪獣がいない。

金城は、挽回の新しい企画を考え出します。脚本を書きはじめます。
その頃 上原は怪獣の出ない 怪奇大作戦の脚本を書いていました。

金城は誰にも言わず辞表を用意し、沖縄へ帰る計画をしていました。
金城は1969年 東京竹芝桟橋から沖縄へ戻ってしまいます。
そして7年後金城はこの世を突然去ってしまったのです。

そしてウルトラマンの生みの親、1970年1月25日 円谷英二 永眠68歳。

長男の円谷一は 円谷プロを立て直すためテレビ局を辞め復活し、
「帰ってきたウルトラマン」を立ち上げます。

元テレビ局プロデューサ 橋下洋二は「帰ってきたウルトラマン」では
設定を架空世界から現実社会に変更しました。

1973年2月9日 円谷一 永眠41歳。円谷一は、ずっーと金城が戻るのを待っていたのです。金城も悲しみにしたりました・・・その金城も1976年2月26日事故により永眠37歳。

 

まとめ

  • M78星雲は「南=M」「那覇=78」と読む説がある

  • ウルトラマンの脚本には沖縄出身の金城哲夫・上原正三が深く関わっていた

  • 怪獣の名前や設定には沖縄文化や方言が取り入れられている

  • 沖縄出身の脚本家たちは、作品に自らのアイデンティティを込めた

ウルトラマンが今もなお愛され続ける理由は、
そこに“物語”があり、“想い”があるからなのかもしれません。

シン・ウルトラマン

シン・ゴジラ』の製作陣が、あの“ウルトラマン”を描く。
混迷の時代に生きるすべての日本人に贈る、エンターテインメント超大作。大ヒット上映中ですね!

『シン・ウルトラマン』という作品が未来のウルトラマンに
どのような影響を与えるのかを今から楽しみにしています。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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