こういった疑問に答えます。
クラゲ水族館は山形県の加茂水族館、世界一のクラネタリウム
クラネタリウムで大躍進!奇跡の山形クラゲ水族館
超大人気の山形・鶴岡市の加茂水族館は世界から注目を集めている人気水族館。
しかし、かつては客が入らずに見放され閉館寸前のじり貧のオンボロ施設だった。当時館長だった村上龍男さんは「アシカ」や「ラッコ」など次々に集客作戦を打ち出すが、立て続けに失敗。窮地を救ったのが、クラゲだった。
加茂水族館の主役はなんと「クラゲ」。展示は60種類以上で世界一多いといいます。
今回の記事は、クラゲで大ブレイクする山形・鶴岡市の加茂水族館を紹介します。
・山形の”クラゲ水族館”は世界一
・クラネタリウム(クラゲドリーム館)
山形・鶴岡市の加茂水族館
JR鶴岡駅で下車したあとは、バスか車での移動となります。バスで訪れる場合は、JR鶴岡駅前から庄内交通バス湯野浜温泉行き(加茂経由)に乗り、約35分。「加茂水族館」で下車すると、すぐ目の前に加茂水族館が見えます。
- 住所〒997-1206山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
- 電話0235-33-3036
営業時間:9:00~17:00(夏季は~17:30)、入館は閉館30分前まで
定休日:無休
入館料:1,000円、小・中学生500円、幼児無料
山形の“クラゲ水族館”は世界一?
「鶴岡市立加茂水族館」は、山形県の海沿いに位置する鶴岡市。日本海を望む展望抜群の海岸に建っています。
1930年に、「山形県水族館」として開業、1961年には「鶴岡市立加茂水族館」として移転・新築オープン。移転した1960年代頃は、入館者数が毎年20万人を超す人気スポットでしたが、周辺地域に続々と大型水族館がオープンし、徐々に入館者数は現象していき、1997年には約9万人にまで大きく減ってしまいました。
大逆転のきっかけは最低年間入館者数を記録した1997年。サンゴを展示する企画展の準備をしていた飼育員が、水槽からサカサクラゲの赤ちゃんを発見したことでした。
大きく成長したサカサクラゲを展示したところ大評判。独自のクラゲ水槽を開発したり、繁殖方法を確立したりと準備を進め、1999年からは、クラゲ展示に特化した水族館に生まれ変わりました。
2000年にはクラゲの展示数が日本一となり、入館者数も年々増加するように。クラゲに関するイベントやグルメを開発するなどその独自性が受け、日本中から注目を集めました。
2005年には、ついにクラゲの展示数が世界一に。2014年6月に水族館を新築現在では約60種のクラゲを展示し、“クラゲ水族館”と呼ばれ、人気を博しています。
クラネタリウム「クラゲドリーム館」
加茂水族館の目玉は、世界各地の貴重なクラゲ約60種を展示する「クラネタリウム」です。
クラゲドリームシアターは10,000匹のクラゲダンス!
長さ2メートル以上もの触手をもつ「アカクラゲ」や、光を反射してキラキラと輝く「カブトクラゲ」、傘に小さな水玉模様が並ぶ「タコクラゲ」など、多彩なクラゲを見学できます。
クラネタリウム内で特に人気の高い展示が、巨大な円形水槽「クラゲドリームシアター」。直径5メートルの水槽の中では約10,000匹ものミズクラゲが悠々と泳ぎ、幻想的な世界観をつくりだしています。
室内は照明を落とし、水槽をライトアップ。光に照らされたクラゲはなんとも神秘的で、ついつい見入ってしまいますよ。ゆっくり楽しめる方は、水槽の前に設けられた階段状の観覧スペースに座り、美しい光景を心ゆくまで楽しみましょう。
加茂水族館のお楽しみ方
加茂水族館には、ゴマフアザラシとキタゾウアザラシが泳ぎまわる「アザラシプール」や、鶴岡市のある庄内地方の川をイメージした水槽「庄内淡水魚水槽」、ヒトデやヤドカリにタッチできる「キッズコーナー」などが設けられています。
3月下旬から11月までの期間は、アシカが輪くぐりやボールキャッチなどを行なう「ひれあしの時間」も開催。そのほか、12月から3月中旬頃の期間には、バックヤードツアー(1日4回、各回先着10名)が行なわれています。
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