栗山ノートはどんな内容ですか?
そんな疑問にお答えします。
コーチ経験もなく監督に就任したものの、周囲の心配をよそに
名選手を育て上げ続ける知将・栗山英樹監督が、
毎日つけているノートです。
人と組織と自分自身の育て方、なぜ勝てないのか、なぜ勝てるのか。
どんな時に人は育つのか
そこで今回の記事は、栗山流采配=組織や人を成長させる極意を紹介します。
栗山監督の指導法
栗山監督の指導力の特徴は、
以下のように挙げられる。
選手の個性を尊重し、自主性を重視する。
栗山監督は、選手に対して細かな指示や制限を与えず、
自分で考えて行動することを求めます。
これにより、選手は自信と責任感を持ってプレーできるのです。
チームの雰囲気を和やかに保つこと。
栗山監督は、選手やコーチとのコミュニケーションを大切にし、
笑顔や冗談で場を和ませます。
これにより、チームは結束力と楽しさを感じることができる。
戦術的な柔軟性と創造性を持ちます。
栗山監督は、相手や状況に応じて様々な作戦や采配を考え出すのです。
例えば、WBCでは、投手の回転や打順の変更などを積極的に行いました。
以上のように、侍ジャパン・栗山監督の指導力は、選手の能力を最大限に引き出して
チームの勝利に貢献するのです。
栗山監督の指導の本質とは?
相手からどう受け取られようが、こっちが愛情を
ぶつける続ける。
相手の縣念事項は可能な限り取り除く
❷相手に相手自身の言葉で ものごとを理解させる
問題を正解をすぐに相手に教えてしまうと、
腹落ちしないし、記憶が定着しない。
ヒントは与えるが、正解は自分で導き出させる。
❸「人として」成長させる
いくら仕事の専門知識や技術に秀出ていても、真っ当な人格を
持ち合わせていなければ成長は見込めない。
相手の人生が実りあるものになることを願い、
知識や技術を学ぶ姿勢、さらには生きる姿勢を教えて
「人として」成長させる。
「栗山ノート」には何が書き込まれているのか?
偉人の格言や古典を抜粋して、ノートに記している
❸小善は大悪に似たり。大善は非情に似たり
選手に嫌われることを覚悟で、非情ともいえる決断を下す必要がある。
チームが勝つという至上目標のために、最善策を躊躇してはいけない。
❷一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ
一人に強い影響を与えるのではなく、選手全員に強い影響を与える。
チームキャプテンは決めなかったが、キャプテンの心構えを全員に
持たせた。
❸勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
勝ち試合の勝因には謎が残っても、負け試合には必ず明確か敗因が伴う。
試合前から徹底的な準備だけが、負けるリスクを回避してくれる。
栗山監督の「自分を育てる言葉」
「他人との比較を絶つ」
SNSの発達で、様ようなカテゴリで活躍する同年代の
スタープレイヤーを容易に認知できるようになりました。
しかし、そういった人と自分を比較して、劣等感を抱く
必要は皆無です。それよりも、比較相手にするべきは
過去の自分。昨日よりも今日、今日よりも明日と、
着実に成長していくことの方が遥かに尊い営みです。
「自分=組織という意識を持つ」
当事者意識を持つことは、とても大事です。
例えば、平社員から社長までの全員が
「自分の活躍が会社の存亡に直結する」と考えている会社は
組織として強いのです。自分本位ではなく、組織を活かすためには
どうすればよいのか。この意識が根付けば、人として成長できるでしょう。
「『自分は正しい』は禁物だ」
見聞きした情報や自身の体験を、絶対的な「正しい答え」として
しまうと、視野狭搾に陥って他人の意見を聞き入れることができなく
なります。あなたが正しいと信じることは、数ある選択のうちの一つに
すぎません。もっと他にいいやり方があるかもしれません。
「自分が正しい」という考え方は捨てましょう。
「基本、後輩のほうが優秀である」
会社やサークルで、自分の後輩が著しく活躍して台頭したとします。
危機感を覚える必要は全くありません。
人類は絶えず進化しているので、自分よりもあとに生まれてくる人が
優秀なのは当然なのです。
それで腐らず、自分にしかできないこと、自分ならではの強みを
発揮し続けることができれば、評価は後からついてくるでしょう。
「逆境はチャンスだ!」
苦しんでいる人に送るのは、応援や同情の言葉frはなく
「よかったぁ!」。成長の機会は苦難にしかないので、
目の前の困難から逃げてはいけません。
どうせ逃げられない困難、せっかくから今の状況を楽しんで、
壁を乗り越えましょう。
「真面目な批判は、感謝して受け入れなさい」
SNSで飛び交う批判は無視しても構いません。
しかし、自分の理解者や親しい人から発っせられた批判には
耳を傾けて、真摯に受け止めなければいけません。
むしろ、自分に関心を持ってくれていることに感謝すべきでしょう。
「言われるうちが華」です。応援してくれる人を落胆させないためにも、
批判を糧にしましょう。
「『楽しい=楽をする』ではない!」
「楽しい=楽をする」と捉えている人がいますが、それは間違いです。
楽をしても、気持ちが一瞬軽くなるだけで、達成感や高揚感は得られません。
困難を乗り越える、課題を解決する・・・・本当に楽しいという感情は、
そういった瞬間にこそ芽生えます。
楽をすることではなく、楽しいことを追求して行きましょう。
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