就活、転職のために自己分析をしたい!
自己分析とは、自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、強みや弱み、今後のありたい姿などを理解することです。
でも自己分析の方法がわからない・・・
・・とあなたは悩んでいないでいませんか?
そんな悩みを解決します。
自己分析というのは簡単なようで、実はとても難しいものです。
表面的にすませてしまうと、自己分析にはならないですし、普通のことしか出てきません。
今回の記事は、自己分析のやり方をご紹介します。
就活・転職における自己分析とは、自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析し、自分の『強み』を見いだすことです。
自己分析のやり方
これまでに経験した反省談を振り返る
自分の短所というものは普段自覚している事と他人が自分に対して感じていることが意外とずれていたりします。
客観的に自分の短所を発見するためには、これまでに学校行事や部活や仕事でおかしてしまった失敗談を振り返ってみましょう。
失敗談は、まさに自分の悪いところが原因となって起こっていて、意識して改善しないと今後も起こりうるものです。
例えば、資格試験の当日に持ち物であった電卓を忘れてしまったという失敗談であれば、その原因を探ってみましょう。
そもそも要項を確認していなかったのならば、いいかげんだという短所がわかりますし、朝時間がなく忘れたのならば、準備不足だという短所がわかります。
複数の人に自分の短所を聞き取る
自分のことを一番近くで見ていて、良い所も悪いところも理解してくれているのは両親や兄弟ですので、自分の短所は複数の人に聞いていましょう。
親友や恩師など、自分との距離が近い親しい人であっても、他人というのは中々人の短所をストレートに指摘するのは難しいものです。
自分の特徴を聞き出すときのポイントは、1人だけでなく、複数人に聞くということです。
複数の意見を総合して客観的な意見を見出してみましょう。
感情、出来事を書いて自己分析する
自分の歴史を書いてまとめて自己分析しようとしても、良い事しか思い浮かばなかったり悪い事しか思い浮かばなかったり、肝心な事を忘れていたりなんて事があったら、自己分析の意味が全く有りません。
その時の出来事を鮮明に日記などに記録し、その出来事に対してどう思ったかなどを詳しく書きましょう。
思考と行動が伴わないことなんて沢山有りますよね。
その時の行動を嫌々していたのであればその感情をしっかり書くだけで、自己分析をするときにとっても役立ちます。一週間細かい日記を書くだけでも、色々な事が有りますから簡単に自己分析が出来ます。
自分の歴史を書いて評価をもらう
自分の幼少から現在までのさまざまなエピソードを年表のように思い出しただけ書いてみてください。嫌なことも、良いことも全て書きます。
その年表を第三者に見てもらうと、とても冷静な分析をしてもらえます。
今はとても便利な時代でインターネットで日本中、世界中繋がっていますよね。それを上手く使い、ブログなどを用いて全く知らない人に自分の歴史を見てもらい分析してもらいましょう。
とても辛口で冷静な意見が聞けるでしょう。
知っている人だとどうしても先入観が出てきてしまいますよね。全く知らない人に意見を求めた方がより的確な答えが返ってくるでしょう。
それに、知らない人に見てもらうのですから変に気を使ったり着飾って歴史を書かなくて済むわけです。今までのありのままの自分を素直に書きましょう。
自己分析シートを作って自己を知る
自己分析はただ闇雲に心の中で行っても客観性に乏しいため無駄な労力になります。そこで、極めて客観性の強い方法をとりましょう。
その方法とは、まずマークシートを作りましょう。
例えば、自分が思う強い人間とは?と言うテーマで自分が思う強い人間はこうだろうと思うものを10項目書き出します。
後は、それについて自身でYESかNOで答えていきます。どちらとも言えないと言うのは排除しましょう。
この調子で、自分が思う○○な人間とはと言うマークシートを作っていき、YES項目のパーセンテージでどういった傾向が強いかを客観的に確かめられます。
情報は多いほど自己分析には良い
マークシートは多ければ多いほど、客観性に富んだシビアな答えが出て来るでしょう。
気が強いと言うパーセンテージが高い場合、優しい、気が弱いなどのパーセンテージと比較して、そちらが低い場合は基本的に自分は気が強いと言う事になります。
相反する項目は、こうして低い方を消去していき、関連性のない項目が数種類残ります。
その残った項目を総合するとあなた自身を、比較的客観的に分析した結果が出るでしょう。
ここで、注意が必要なのは、自己の分析は甘くなりがちです。それでは正確な判断が付きません。よって、出来るだけ厳しく診断するようにしましょう。
普段、人に指摘される事は、その通りに記載しましょう。人はこう言うが、自分では違うと思うと言うことは大抵自分が間違っています。
いわゆる自己診断ほど当てにならないものはないので、ここは厳しく他者の意見を反映される事が客観性が高いのです。
ただ漠然と自己分析するのではなく、形にして明確にすることが正確性の高い自己分析となるでしょう。
第三者からの評価や他人との相違点を把握
自己分析は第三者からの視点によって気付く点も多くあります。
これまでの人生で、他の人から「~な人」とか「~なタイプ」など性格に関係した内容のことを言われたことはありませんか?
例えば、「○○さんは慎重だね」とか「○○さんが班にいると頼もしい」とか。
それは一つの評価です。
直接言われないまでも、卒業アルバムや寄せ書きに書いてあることでも参考になるでしょう。
自分が気付かなかった点はあらためて認識すべき点ですし、複数名の人が同じような内容を書いているとしたらそれはかなり的を射ているのではないでしょうか。
自己分析をするにあたり、あらたに色々な人と話してみることも大切です。
人との考え方の違いを知ることで、自分を深く知ることもできるからです。
人を通して自分を知ることは、自分の見えない部分を知ることでもあります。
印象的な出来事を思い出す
これまでの人生の中で印象的だった出来事を思い出してみましょう。
漠然とし過ぎて難しければ、学校での出来事、家庭での出来事などに絞ってみても良いでしょう。
これは一人一人全く異なったことがらが出てくるはずです。
例えば学校で、「友達みんなが掃除をさぼったけれど自分一人で最後まで掃除をした」、「友達に学級委員に推薦された」など。
これは状況にもよりますが、前者は「責任感が強い」という点が見受けられますし、後者はさらに「人気があった」という点も加わる材料になるかも知れません。
「妹が生まれておむつを替えてあげたこと」、「ペットの世話が楽しかった」などであれば、とても世話好きという印象になります。
長期間に亘って続けていたことなどがあれば、それも参考になるでしょう。
今までの出来事、行動には自己分析に繋がる材料がちりばめられています。
短所は長所にもなる
自己分析をしていて短所が明らかになってきた時、それは一転して長所にもなり得ることも知っておきましょう。
また同じ様に、長所がわかってきた時、それは短所の一面にもなり得るということになります。
例えば、人の性格として「せっかち」「短気」という短所があった時、それは「手早い」「行動力がある」といった長所になり得ます。
「おおらか」という長所は、「のんびり屋」、「時間にルーズ」、「おおざっぱ」といった短所に繋がることもあります。
どちらも表裏一体ですが、長所か短所かの見極めの方法としては、他の人に迷惑を掛けているかという点が参考基準になるでしょう。
自己分析をする際は、他人からの意見と自分の認識を材料に、長所と短所どちら側が強く出ているのかも分析していくとより自分を知ることができるでしょう。
まとめ
自己分析の方法を自分なりに確立しておくと後々役に立つものです。自己分析とは就活だけではなく、社会人になってからの人事考課や転職時にも必要になってくるからです。
多くの人は、その場その場で自己分析をしますが、それではその他大勢の人と同じになってしまい、魅力がないものになります。
ぜひ今回の記事を参考にあなたなり自己分析のやり方を見つけてみましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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