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江戸時代のあきんど から商法を学ぶ偉人の行動の秘密

ビジネス
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ゆず子

「あきんど(商人)」って江戸時代にもあったんだよね!江戸時代に成功したあきんどがどうやって成功したか知りたい! ビジネスの参考にしたい!

こんな疑問にお答えします。

江戸時代から学ぶ成功したあきんど(商人)の秘密とは?

 

過去の歴史の中で商売で成功した人は、何がきっかけで大きく飛躍したんでしょうか?特に江戸時代を中心に活躍したあきんど(商人)が飛躍したきっかけを追いかけてみたいと思います。

そこで今回の記事は、一代で身を起こして成功したあきんど(商人)の、共通点や秘密などをまとめてみました。

本記事の内容
  • 伊藤忠商事 創業者 伊藤忠兵衛
  • 金融システム活用あきんど(商人)三井高利
  • 災害のピンチを活かした、河村瑞賢
  • 飛躍した商人の共通点

 

この記事を書いた人
トム@世界に羽ばたく風雲児【アラフィフ・バイリンガル】
貿易ビジネス×SNSのグローバル発信|英語•中国語可|海外ビジネス経験20年以上
▶︎ 人生逆転決意で大手企業退職 ▶︎ 40代から第二の物語
▶︎ リアルとSNSで世界へ挑戦|
あなたと世界を繋ぐ。Twitter:Youxitom

 

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伊藤忠商事 創業者伊藤忠兵衛

リスクを受け入れて挑戦した商人、伊藤忠兵衛。現在は総合商社として、若い人たちの就職先にも人気の伊藤忠商事。

創業者、伊藤忠兵衛はモノを仕入れて販売する行商の仕事にたずさわっていました。

大きく飛躍したエピソードとしては、政情不安な幕末の時代、伊藤忠兵衛は徳川幕府と長州藩が戦(いくさ)をする時をチャンスだと捉え、戦地付近に乗り込むことを決意します。

戦(いくさ)になるということは、危険な場所で他の商人がいなくなるからです。危険を省みず戦地に行って反物を販売した伊藤忠兵衛は、1500両を得ることに成功します。

現在の価値なら、1,500万円くらいですね。

危険なリスクを受け入れて結果的に成功した商人です。

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金融システム活用あきんど(商人)三井高利

 

よくテレビの時代劇で見るワンシーン。あきんど:「お代官さま これをお納めください」。代官:「お前も悪じゃのぉ〜」。

越後屋の創業者、三井高利。越後屋の創業者と聞くと、悪い商人が暗闇で息をひそめながら笑うシーンを思いうかべるかもしれませんが、様々な販売手法を生み出してお店を大きくした人物が、三井高利です。

呉服を販売していたほか、為替と呼ばれる証書を相手に渡してお金を預かる銀行のような仕事もしていました。数々の工夫からとりわけ優れていた方法の一つに、60日為替の手法です。

当時、幕府が大坂から江戸に送金する際、お金を預かって証書を渡していました。その期間を60日から150日にしたことが、才覚の一つではないでしょうか。

このエピソードは、このように三井の歴史として会社でも記載されています。

商人三井高利の歴史について

60日の間に、そのお金を元にして商品(おそらく呉服かと)を仕入れて販売していました。

当時、京都から江戸まで徒歩で約2週間なので、預かったお金を支払う間、2往復できるのでそれを元手に大きな商売をすることができます。

お金を一定期間預かって、その間に元手を大きくするのは今の銀行の仕組みと基本的には同じですね。他には、「現金掛け値なし」をいち早く展開した先駆けの人として功績があります。

今では当たり前である、お客さんに店で現金でモノを売る方法ですが
当時、呉服商は一年で二回の支払い日に分けて、屋敷をまわって販売するのが主流でした。

買う人は利子がないので安く買え、売る人は売上金を早く回収できることから、とても画期的な仕組みでした。

 

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災害のピンチを活かした、河村瑞賢

運河を開拓したとして、教科書にも載っている河村瑞賢。江戸時代、振袖火事と呼ばれる大きな火事が発生して、町の大半が焼けてしまいました。

火事を知って真っ先に材木屋に駆け込み、現在の価値で数億円の材木を買い占めます。当時、決して大きい規模で店を持っていなかったので、おそらく全財産と借りられる分だけ買い占めたのではないでしょうか。

いくら成功すると確信していても、なかなかできないことですよね。結果的に、河村瑞賢が復興需要があると見込んで材木を買い占めた作戦は、大成功をもたらしました。

その後は、治水や航路を作り出した功績で、日本の歴史の教科書にも紹介されています。

買い占め行為、いわゆる転売行為には商売としてあまり評価できない人もいるかと思いますが、
いち早く決断し、行動して成功した人は、先見の明があったのではないでしょうか。

昔も今も、買い占め行為をしても必ずしも成功するわけではありません。情報を早く得ることは大事ですが、いち早く決断して行動することが大事なエピソードですね。

 

同じ時代の事例として、紀伊国屋文左衛門の蜜柑船伝説です

当時、紀州(和歌山県)でみかんが豊作だったが江戸では品不足となっており、値段が大変高くなっていました。その時に、船でいち早く運んだことから、巨利を得たと言われていますが
実は架空の人物とも言われており、真相は定かではありません。

飛躍した商人の共通点

では最後に、江戸時代を中心に活躍したあきんど(商人)が飛躍したきっかけまとめてみます。

生産者でなく、本業はあきんど(商人)

現代なら自動車や家電メーカーなど大きい会社がありますが、江戸時代に名をあげた商人や豪商と呼ばれる人々は、ほとんど生産者や職人出身ではありません。

江戸時代は、仕入れたものを販売する商人が、大きく飛躍しています。

何を作るべきか知るのに、情報量が少ない、人脈をある程度築いてからでないと取引させてもらえないなど、生産側が直接販売する仕組みを構築するのは、難しかったのです。

大きく商人として成功した分野としては、呉服屋、金融屋、行商人(貿易)があげられます。

 

大きな勝負を仕掛ける

大きく飛躍する人は、今ならSNSのツイッターやインスタ・Facebookなどの口コミで拡散されてバズって有名になり成功する人もいますが、昔は待っているだけでは誰も人は集まりません。

また、ここぞという時には、惜しみなく1つのことに集中して資金を投資しています。

当たり前の話しですが、局面で勝負を仕掛けて商才を試すことは、重要だといえます。

新しいことに挑戦する

 

新しい販売方法を構築した三井高利、材木を買い占めた河村瑞軒も、他の人が当時しなかったことを取り組んで成功しています。

成功事例を追いかけて真似することも重要かもしれませんが、先駆けてすることも大事と思われるエピソードもありました。

販売に向き合うことは重要名乗りをあげて大きなステージで勝負新しい取り組みに挑戦

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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