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トナカイさんのクリスマスの歌の「真っ赤な鼻」の感動秘話!

生活
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ゆず子

真っ赤なお鼻のトナカイさんは~いっつもみんなの笑いもの~♪
このクリスマスソングはあなたも聞いたことがあるでしょう♬

 

この歌はある家族への愛がきっかけとなり、
生まれた物語「真っ赤なお鼻のルドルフ」が題材となって作られたのを知っていますか?

今回の記事は、今年のクリスマス楽しく過ごすための素敵なエピソードをご紹介します。

真っ赤なお鼻のトナカイ誕生秘話

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トナカイさんの真っ赤なお鼻の物語は一人の少女の質問から生まれた

シカゴに住むロバートは妻のエヴリン、娘のバーバラと慎ましい生活をしていました。

しかし、ある日 妻のエヴリンが病に倒れてしまいました。

ロバートの収入は十分なものでなく、そこから治療費や薬代に消え、助けてくれる人との出会いがない状態なので生活はかなり苦しい状態になってしまうのです。

そんな時、娘のバーバラがロバートにこう尋ねました。

 

「どうして私のママは、みんなと違うの?」

 

ロバートは幼い頃、体が小さくいじめられ、貧しくて進学できず、現在も満足な収入がなく、治療費や薬代で借金だらけです。

そんなロバートは娘にどう答えていいかわかりませんでした。

しかし、なんとか娘を喜ばせたい、安心させたいとの思いからある物語を即時で語り始めたのです。

真っ赤なお鼻のトナカイの誕生

ロバートは娘に語りはじめた。

生まれつき真っ赤な鼻をしていたトナカイ、ルドルフは、
その赤い鼻のせいでいつもみんなに馬鹿にされていて、
悲しくて苦しくて自信の無い日々を送っていました。

ところがあるクリスマス・イブのこと、
8頭のトナカイがサンタクロースを乗せて出発しようとしたところ、
突然深い霧が立ち込めてきました。

「こんなに暗くては煙突を探すこともできない……」
サンタクロースは暗闇の中で出発することもできず、困り果ててしまいます。

その時、8頭のトナカイを一目見ようと集まっていたギャラリーが、
なにやら騒いでいるのに気付きます。

注目の的はギャラリーの中に居たルドルフ。
その赤い鼻がピカピカ光っていたからです。

これだ!

と思ったサンタクロースがルドルフに近づいていくと、
赤鼻を笑われていると思ったルドルフは悲しくて泣いていたそうです。

そこでサンタはルドルフにお願いします。

「君はみんなとは違う。でも、だからすごいんだ。君のピカピカの赤鼻はみんなとは違うけれど、暗い夜道を照らすことができる。だから役に立つんだよ!」

その夜、先頭を走るルドルフの活躍によって無事にプレゼントが届けられ、
一躍みんなが一番憧れるトナカイになりました。

あんなに嫌だった赤い鼻、コンプレックスでしかなかった赤い鼻のおかげで、
世界中の人気者になったルドルフ。

この年以来9頭でソリをひくようになり、その先頭で世界中に夢を運ぶお手伝いをしています。

ロバートは後にこう語っています。

「自分自身のコンプレックスを赤鼻のルドルフに託して、神様に創られた生き物はいつかきっと幸せになることを、幼い娘、病と闘う妻、そして自分自身に言い聞かせたかった。」

真っ赤なお鼻のトナカイは世界中から愛されるようになる

娘にせがまれて毎晩この話をするようになったロバートは、娘へのクリスマスプレゼントとしてお手製の本にまとめ作り始めました。

 

プレゼントを買う余裕の無いロバートにとって、それは娘や妻への心のこもった贈り物であ理ましたが、完成を目前にして妻がこの世を去ってしまいました。

悲しみに打ちのめされたロバート。

しかし、愛する娘を喜ばせるために本を完成させた。

数日後、会社のパーティーでロバートが「真っ赤なお鼻のルドルフ」を朗読すると、

会場から割れんばかりの拍手が起こった。

彼の会社(大手デパート)から240万冊もの本が宣伝用として、無料で配られることになり、この物語が世界中に広がっていったのです。

やがて、ロバートの義兄弟によって作られた歌が、あのクリスマスソングだったのです。

その歌は今も変わらず世界中の人々に愛され続けている。

作者の家族への想いが生んだ「真っ赤なお鼻のルドルフ」。

あなたにとって勇気を与えてくれる素敵なエピソードになれば嬉しい。

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おまけのお話

 

もともとサンタクロースは8頭立てのソリに乗っているのですが、これらのトナカイには全て名前がついています。

前から順番に……

  •  Dasher(ダッシャ-)
  •  Dancer (ダンサー)
  •  Prancer (プランサー)
  •  Vixen (ヴィクセン)
  •  Comet (コメット)
  •  Cupid (キューピッド)
  •  Donder (ドンダ-)
  •  Blitzen (ブリッツェン)

 

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サンタクロースはこうして生まれた

サンタクロースのモデルは、1600年ほど前に生まれた聖者ニコラス。

大変裕福な家に育ったニコラスが、貧乏ゆえに娘達を嫁にだすこともできず、仕方なく娘のひとりを身売りしなければいけない親娘の家に、名前も明かさずに窓から金貨を投げ入れたことに始まります(この金貨が暖炉のそばに干してあった靴下に入ったことから、吊るした靴下にプレゼントを入れる風習になったそうです)。

やがてニコラスは司祭になって人々の崇拝を集めるようになりましたが、恵まれない人、特に子どものために金品を与えてくれる聖人として有名になり、ニコラスの心を伝えるために、子ども達にプレゼントを渡す習慣ができました。

聖(セント)二コラス → サンタニコラス → サンタクロース!

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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