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将棋の駒師、遠藤正巳さん転職を転々とし59歳から人生終盤に輝く

転職を40代で転々とした人生 最後に輝くヒント生活
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ゆず子
ゆず子

転職を繰り返しているけど、
そのうちに自分がやりたいことは見つかるの?

人生が最悪の状態からどう脱出すればいいの?

 

こういった疑問に答えます。

将棋の駒師、遠藤正巳さん転職を転々とし59歳から人生終盤に輝く!

 

人生諦めたらそこで終わり。

今回の記事は、妻の死・20回に及ぶ転職・母の介護・消えた年金…。

泥沼の人生を、終盤に大逆転させた遠藤正己さん(70歳)。

職業は「駒師」将棋の駒を作る職人です。遠藤さんは元々、居酒屋を経営していましたが、
44歳の時、最愛の妻を交通事故で突然亡くすとそこから店の経営は傾き、
無職となってしまいました。

再就職先を探すも連戦連敗、20以上の職を転々としました。

59歳で始めたのが将棋の駒づくりだった。そこからわずか数年で、将棋界最高の舞台であるタイトル戦に自作の駒が採用されるまでになる。人生終盤に輝くヒントとは?

 

■この記事を読んでわかること
  • 遠藤正巳さんプロフィール
  • 20回以上の転職から駒師へ
  • 雅号:隺峯作の駒について
 この記事を書いた人

トム@世界に羽ばたく風雲児
【アラフィフ・バイリンガル】
貿易ビジネス×SNSのグローバル発信|英語•中国語可
|
海外ビジネス経験20年以上▶︎ 人生逆転決意で大手企業退職 
▶︎ 40代から第二の物語
 ▶︎ リアルとSNSで世界へ挑戦。


Twitter:Youxit
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将棋の駒師 遠藤正己さんの人生

富士山、日本

1952年東京生まれ、山梨育ち。

・高校卒業後、パブでアルバイトをしているうちに飲食業に興味を持つ。

・パブで芸能プロダクションの社長と知り合って、ギターの弾き語りに転身。

・ギター弾き語りで、各地のナイトクラブを回っていると時に、秋田のお店でお客の女性に一目惚れし結婚して2人の子供が生まれた。

・29歳のときに奥さんが3人目の子供を身ごもったのを機に弾き語りの仕事を辞め山梨に戻る。

・自動車販売店の営業の仕事を2年間。

・31歳で会社を辞め居酒屋をオープンし繁盛店となる。

・44歳のときに奥さんを交通事故でなくしてしまう。

・居酒屋が赤字に転落して閉店。

・その後はスーパーの総菜係、ゴルフ場のレストラン勤務、テイクアウトの寿司店の支配人など仕事を転々するがどれも長続きしない。

将棋の駒師 遠藤さんの転職の数々

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その後の転職経歴

1.パブレストラン

2.スーパーの総菜係

3.ゴルフ場のレストラン

4.テイクアウト寿司店の支配人

5.コンビニ

6.焼肉店

7.温泉施設

8.配達

9.製麺所

10.日本料理店

などなど、他15年間程度20回以上の転職を経験しています。肯定的に言うと色々な業種の職業を経験されている経験豊富な方です。

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60歳の転機から将棋の駒師へ

60歳が近づいてきた頃、母親の介護が始まるが、年金問題が発覚 年金が消えてしまった。母親の介護があり家を空けることができないため、将棋サロンを開始。ネットオークションで少しずつ将棋盤を買い集め、駒もいいものを探すようになる。

その後、「富士駒の会」の」展示即売会で声を掛けられ「どれかいい駒はありましたか?」と?「どれも素晴らしくて甲乙つけがたいですね」と答えると、男性が「気に入ったのがなければ、自分で作ってみればいいじゃないですか!」私がちゃんと教えますよ。

そう言ったのは、富士駒の会でメンバーを指導している駒師の大澤建夫さんでした。

大澤さんは「富月(ふげつ)」という雅号で駒を作っている駒師で、タイトル戦に何度も駒が使われている方です。この出会いがきっかけで、大澤さんを師匠に、遠藤さんは59歳で駒作りの修業を始めたのです。

2018年11月、遠藤さんが66歳の時に、将棋のタイトル戦「竜王戦」の第3局で、遠藤さんが使った駒が使われています。59歳で駒師になって66歳で自ら作った駒が「竜王戦」で使われました。駒師歴7年弱というのはスゴいことですね!

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将棋の駒師 遠藤正巳 雅号:隺峯作の駒について

駒師・寉峯さん

引用:http://www.shogiya.net/src/koma.html

 

将棋の駒は大きく分けると

将棋の駒

書き駒ベースになる木地に直接字を書く(一番安い物)

②掘り彫刻刀で文字を掘って漆で色を塗る(中級品)

③掘り埋め彫刻刀で文字を掘って文字に漆を埋めて平らにした(上級品)

④盛り上げ「掘り埋め駒」の上にさらに漆を盛って文字を浮き上がらせた(高級品)

 

以上の4種類となります。遠藤さんが作っている駒は最高級の「盛り上げ駒」です。

「盛り上げ駒」を製作するのは相当の高い技術が必要で、途中で挫折する方が多いとのことです。

遠藤さんは盛り上げ駒だけを作っている大変珍しい駒師で、作業するのは、母親の介護が終わったあと夜8時から深夜2時頃まで。

ひと組(20個×2人分=40個)作り上げるのに2ヵ月かかるそうです。

前の章でお話しした、転職による多くの仕事の経験、これが駒を作る土台になっているのです。

ちなみに寉峯作菱湖島黄楊銀目盛上将棋駒の価格は、250,000円 だそうです。

駒師・寉峯さんの作品

引用:http://www.shogiya.net/src/koma.html

 

まとめ

人生諦めたらそこで終わり。人生を、終盤に大逆転させた遠藤正己さん(70歳)。多くの転職を経験し、最愛の妻をなくし、母親の介護の中、あるきっかけで人生を逆転させました。わずか数年で、将棋界最高の舞台であるタイトル戦に自作の駒が採用されるまでになる。あなたの人生を生きるヒントになるのではないですか?

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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