
マラソンで世界記録を出す高齢者が世界中に多いようです。

70歳、80歳それ以上の年齢でマラソンで世界記録を生み出す秘訣はなんなの?
こういった疑問に答えます。
マラソンブームといわれて久しい今日この頃、毎週各地でフルマラソンや、気軽に参加できるファンランの大会が開かれています。
実は、マラソン大会に参加する市民ランナーの中で最も多い年代は40代です。ミドル世代やシニア世代から健康作りのためマラソンを始める人が増えています。
マラソンで老化をある程度抑えられる秘訣
マラソン大会に行くと60~70代の高齢者に完走する人が多いことに驚かされます!「年の功」というべきか、65歳以上のランナーは若いランナーとほぼ同じエネルギー効率で走っていることがわかっています。
米フンボルト大学運動学部のジャスティス・オルテガ准教授らの研究グループがスポーツ科学誌「メディシン&サイエンス・イン・スポーツ&エクササイズ」の2016年4月号に発表しました。
ということで今回の記事は、高齢者にかかわらずマラソンで世界記録を出したスーパーおじいちゃん、スーパーおばあちゃんの紹介します。また記事の最後には高齢者がマラソンを始める上での注意点をまとめています。
- おばあちゃん専業主婦からビジネスばあさんへ華麗なる転身
- マラソンの世界記録の高齢者たち
- マラソンは高齢者におすすめ
マラソン世界記録 高齢者 ファウジャ・シン 101歳
2011年ファウジャ・シン氏(英国) が100歳でフル完走❗️の記事。本当に凄い。49歳ひよっこの私はまだ半分にも満たない😱この歳まで生きて走り続けられるか⁉️夢あるよね〜 pic.twitter.com/MpDwPJAKoc
— Ken@資格試験勉強❗️ (@mouse001knz) November 17, 2021
男性の世界最高齢記録は、2012年のインド系英国人のファウジャ・シンさん(auja Singh)(当時100歳)のマラソンランナー。
89歳で長距離を走り始め、101歳で引退するまでの間に、世界中で開催されている9つのフルマラソンを完走。
8時間25分だった。シンさんが初めて走ったのも非常に遅く、89歳の時だ。理由は「妻に先立たれて寂しかったから」という。
「ターバンを巻いた魚雷」の愛称を持つマラソンお爺ちゃんです。
確かに運動を始めるのに遅すぎるということはない。
マラソン世界記録 高齢者 Ed Whitlock 85歳
The sensational Ed Whitlock annihilates another world record, running 3:56:38 as an 85 year old!! #STWM pic.twitter.com/nHVZwD79b2
— CanadaRunningSeries (@RunCRS) October 16, 2016
カナダ・トロントで行われたフルマラソン。とんでもない記録が生まれました。記録を達成したのはエド・ホイットロックさん(Ed Whitlock)。85歳でフルマラソンを完走し世間を驚かせましたが、さらに驚きなのは、記録は3時間56分33秒という、85歳以上のカテゴリーでの世界記録を達成しました。
この記録は、フルマラソンで3時間を切った年齢としては最高齢の記録となりました。
しかし、エド・ホイットロックさんは、今回の記録には満足していないそうです。まだまだ上を目指しています。
85歳でサブ4、74歳でサブ3!
カナダ人のマラソンランナー、エド・ホイットロックさんをSPIKESが紹介。とにかくびっくりな記録です。 https://t.co/6B4efhA9ej
— スポーツナビ・陸上編集部 (@sn_gorin) October 25, 2016
マラソン世界記録 高齢者 中野陽子さん 81歳
【週刊ランナーズ】東京マラソン4時間16分の中野陽子さん(81歳)の目標は世界記録/71歳でマラソンデビューし、76歳で100km完走。今も挑戦を続ける中野さんが、ランニングに向き合う上で大切にしていることを教えてもらいました。
pic.twitter.com/cpYtsqjsfF 【週刊ランナーズ】東京マラソン4時間16分の中野陽子さん 81歳の目標は世界記録マラソン,ランニング,ジョギング,走る仲間のための情報を提供。大会エントリーでは大会情報をガイドし、申し込み・エントリーが可能です。さらに記録結果・写真公開までを一貫してサポート。RUNNETショップ(通販)ではランニンググッズを扱っています。— ランネット (@RUNNETJP) December 7, 2016
2017年(平成29年)2月26日(日)に行われた東京マラソン2017にて、中野陽子さん(81)が4時間11分45秒で完走し、80~84歳部門での世界新記録を樹立しました。
ご自身の時計が示したゴールタイムは、世界新記録には3秒足らなかったと思い込み、ゴール直後は悔しそうな表情を浮かべていましたが、正式タイムが発表されると世界新記録を更新、その瞬間は喜びへと変わりました。
マラソン世界記録 高齢者 内田夫妻 170歳!?
きっかけは、夫婦で参加したランニングイベントでした。淀川沿いの4キロをジョギングしてみると、「風景や川を流れる水の音が心地よかった」と妻の良子さん。5キロ、10キロ、20キロと徐々に距離を伸ばしながら練習を積み、2014年3月、初めてフルマラソンに挑戦。夫の昌詞さんが6時間25分、良子さんが5時間50分のタイムでそろって完走しました。
そんな折、通っていたジムのトレーナーから、当時のギネス記録が「161歳81日」であることを聞いた。15年になると、夫婦の合計年齢は161歳に達する。同年10月の大阪マラソンに照準を合わせてトレーニングを重ね、「161歳349日」というギネス記録を達成した。

パパとママも最近一緒にマラソン?ジョキング?散歩始めたよね! 夫婦合計年齢は104歳、100歳超え!
マラソン世界記録 高齢者 猪又佐枝子 86歳
3月13日(日)、名古屋ウィメンズマラソン2022が開催されました。このレースでは、63歳の弓削田眞理子さんが2時間58分38秒、60歳の吉光和恵さんが2時間58分26秒(史上2人目の女子60歳以上サブスリー)を出すなどベテランランナーが活躍を見せ、猪又佐枝子さん(87歳)は6時間40分21秒で完走しました。
— ランネット (@RUNNETJP) March 14, 2022
「年をとったら筋力が落ちるからスピードを上げて走らないとダメなのよ」。雨の日はランニングの代わりに自宅で社交ダンスを踊ったり、トランポリンを跳んで運動量を確保。「使っているスマートウォッチに歩数のノルマが表示されるから、ノルマに達するまでひたすら動き回っています(笑)」。
マラソンは高齢者におすすめ
マラソンは、若い人だけでなく高齢者にもおすすめの運動です。毎日マラソンをすることで外出の機会が増えますし、マラソンで体力がつけば病気にもかかりにくくなり、健康的な身体を維持し毎日を過ごすことができるようになります。
マラソンをはじめるのに年齢は関係ありませんから、健康と若々しさを保つためにも、早速走りはじめて見ますが、高齢者がマラソンを始める場合、いくつかの注意が必要です。
高齢者の場合、筋力や体力が落ちていますから、無理は禁物です。ランニングを始める前には必ず毛健康状態の確認をし念入りにストレッチを行い、体をほぐしておきます。
高齢になりますと視力も低下しますので、遅い時間帯や暗い期間に走るのは避けた方がいいかもしれませんし、夜になりますと視界が悪くなるため、交通事故の危険性が高くなります。
明るい時間帯に走れるように時間をやりくりすれば、日中に外出する機会も増えますし、より活動的に過ごせるようになるはずです。
マラソンをはじめますと毎日走りたくなるものですが、雨の日に走ることは避けるようにしますのは、雨の日は転倒の危険が増すため、高齢者にはリスクが高くなります。
万が一骨折してしまいますと、回復までに時間がかかることから、かえってマラソンから遠のいてしまいます。
マラソンで体を鍛えることは、健康と若さを保つことの他に、気分のリフレッシュにも繋がりますし、マラソンを利用して上手に気分転換をしながら、毎日を楽しく過ごします。
さぁ年齢は関係ありません! あなたも今からマラソンで健康促進!
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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