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「頭がいい、悪い」の違いは脳の持つ○○○○だ!

「頭がいい、悪い」の違いは脳の持つ○○○○だ!教育
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ゆず子
ゆず子

あのぅ・・・頭が良いとはどういうこと?

そもそも、頭がいい、悪いっていうのは何ですか?!

 

そんな疑問にお答えします。

 

あなたの身の周りにいる”頭が良い人”を思い浮かべてみてください。

または、あなた自身が、頭が良いと言われているかもしれません。
一言で「頭が良い」と言っても、計算が速いとか、記憶力が良いとか、
しゃべるのが上手いとか、絵を書くのが上手い、など色々な能力が挙げられます。

頭が良いことを表現するときに、「頭の回転が速い」とか「すごいメモリを積んでる」などと言うように、コンピュータにたとえられることがしばしばありますね。

そこで今回の記事は、頭がいい、悪っていうのは何かをまとめました。

 

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脳はなんでも知っている

蓄積した知識とか幼児期の教育とかあるんだろうけど、
先天的な脳の良し悪しっていうのはあるんでしょうか?

それは、あります。だけど、いい悪いを判定するには必ずものさしが必要です。

 

どういうものさしを使うかによって、まるで基準が変わってきてしまうのです。

たとえば、「巨人に岡本和真選手は頭がいいか悪いか」。
彼の言葉を聞いて頭がいいと思う人は、まあ、あまり多くないはないでしょう。

しかし、知性が必ず言葉に現れるものとは限りません。
私は思います「脳が優れてなければ、野球であれだけの成績は残せません」

一般に言われる「頭がいいか悪いか」というのは、人間が勝手に、社会的な都合で決めている面が非常に大きいのです。

だから「総合的に」だとか、曖昧な、イイ加減な言い方をするのです。
入試でよく、平均点を出して合否を判定しますが、国語と算数の成績を平均することに
どういう意味があるんでしょう?

 

意味がないのです!
だってそもそも別の”ものさし”だからです。

 

私が入試で受験した時も、数学はそこそこ取った自信がありましたが、英語は20点ぐらい(笑)。

だから、一般の社会で言われる頭がいいとか悪いとかというのは、
非常に適当なのです。

ものさしが適当

Free Distance Hands photo and picture

いかに適当かというのを示すいい例が、いわゆる”白痴の天才”でしょう。

何年の何月何日は何曜日だったか? なんていうのを一瞬にして計算するような人。
とても普通の人間には真似できません。

でも、そういう人たちは社会的に「頭がいい」と認められているとかというと
そうとは言えませんよね。

逆に言えば、知的障害者の養護施設にも、とんでもない傑出した能力を持った
人は一杯いるわけです。

オセロと将棋を同時にできる人。マッチ棒をぶちまけて、見た瞬間に「何本ある」
というのがわかってしまう人。
一度しか聞いていない曲をすぐにピアノで弾ける人など。

 

TOM
TOM

子供の頃は、誰でもそれに近い能力がありますよね?

異常に何でも覚えたりとか・・
うちの子供も小さい時は駅の名前を全部言えたりしていましたから

 

でも、大きくなるにつれて忘れてしまう。
何かの拍子でパッと思い出しますが、普段は自分がそれを覚えているということを
忘れています。

あれはなんでしょう?
脳の許容量と関係あるように気持ちがしますね?

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特殊な人たち

白いノースリーブのトップスを着た女性

 

目で見たものを、一瞬にしてパッと脳に焼き付けていまう人もいます。
焼き付けるというか、視界のこのサイズに写ったものは意識しなくても、
自然に頭に入っているような人。

アフリカの子供で、旅行に連れて行って、帰ってから見た景色を絵がせると、
建物の窓ガラスの枚数まで正確に描くような子の話も聞いたことがあります。

これは「カメラアイ」と言います。

やはり特殊な人です。
私の友人でも驚くようなヤツがいます。

やっぱり旅行して、北京に何度も行っているのですが、
僕が「あの店に行きたい」と言えば「それはここ」
「ああ、それはこっち」と。で行ってみたいというと
「ああ、潰れてなくなってらあ」とか。
そういう人は、かなり近いと思います。

すでに亡くなっている、評論家の植草勘一さんも凄かったのです。
昔、ニューヨークに初めて行くから教えてくれという人が来て、
地図まで書いて教えてあげたそうです。

この店にはこういうボーイがいて、どうのこうのということまで教えたそうです。
そして訪ねて来た人が「植草さんは何回ニューヨークに行かるんですか?」
と訊くと「いや、俺、まだ行ったことがない」と言うのです。

後になって何回も通うようになるのですが、その時はまだ行ったことのなかったのです。
つまり、本なんかを読んで得た知識だけども、それが全部頭に入ってたわけです。

そういう脳はやはり特殊なのでしょう。

言語能力

白い壁のそばに立つ白いタンクトップの女性

100桁の数字を暗記できる人とか、マッチの本数を一瞬で当てる人とか、
そういうスゴイ能力を持った人でも、社会から認められなかったり適応できなかった
りするわけですが、それは具体的に何が問題になっているのでしょうか?

 

具体的にひとつ挙げれば「言語能力」

人間の場合、明晰な意識というのは、しっかりと言語が使える状態のことです。

今まで話をした特殊な人たちは、「どうしてそんなことができるんだ?」と
訊いても答えられないし、他人に秘訣を教えることもできません。

実は、人間も持っている感覚の中で言語が使えるのは、視覚、聴覚、触覚の3つしかありません。
匂いと味は言葉にならないのです。
耳で声を聞いて、目で字を読んで、触感は点字。
目の悪い人は指先の感覚で字が読めるわけです。
麻雀のモーパイもそうです。

視覚と聴覚が共通に処理できる規則が言語なのです。

喋っても日本語、書いても日本語なわけなので、両方に同じ規則がなければおかしいのです。

逆に言えば、視覚の中で聴覚と共通しない部分は言葉にならないわけです。
その典型が絵画です。

絵を見て来て、そこに描かれていた情報を正確に他人に伝えようと思ったら、
できませんよね。

本来、視覚と聴覚、目と耳というのは全然違うものなのです。

 

つまり、言語というのは、その非常に異なったふたつの感覚を、
ある程度ラフな規則でつなげる機能のことなのです。

 

絵を見ながら「あれはいい」「うん、そうだね」なんて澄まして会話しているのは、どうもインチキくさい。お互いに全然違う意味のことを言っているはずなのです。

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「いい」「悪い」は個人的なもの

Free Feedback Review photo and picture

 

善悪の判断というのは味覚や臭覚と同じで言語化できないのです。
共通しづらいのです。
言語になれば共通することができる。その、共通部分だけを吸い上げてできあがっていったのが社会というものです。

ピカソなどの優れた絵描きは、より他人と共通しづらいものをあえて表現するわけです。

音楽そのものも言語化できません。
モーツァルトだって最初、「あれは音楽ではない」と言われましたが、それを表現するのは、それが彼らにとって必然だからです。

他の人の脳はそういう情報の処理に慣れていないわけで、最終的には同じ脳を持ってこないと通じないわけです。

良し悪しの判断

Free Doubt Decision photo and picture

良し悪しの判断は、脳の中でも言語とは違う部分に入ってしまいます。

我々の脳は簡単に言ってしまえば、大きく表面に出ている新皮質と、その周りにある辺縁系という古い部分からできていて、視覚、聴覚、触覚というのは、すべて新皮質に入るのです。
そこで言語という機能が生まれるのです。

一方、味覚や聴覚の約半分、また善悪の判断とか感情というのは辺縁系の機能なのです。

つまり、善悪の判断は言語化できないということなのです。
言語にならないというのは、理論的でないということなのです。

 

理論的でないので、あなたが悪いと思っていることを私がすれば、
あなたは怒るでしょう。必ず感情が伴います。

まとめ

良し悪しは、非常に個人的で、非常に感情的な部分を普遍と履き違えています。
人それぞれの感覚なのです。

本当の「頭のよさ」ってなんだろう?

最後にご紹介するのは、明治大学教授の齋藤孝先生による『本当の「頭のよさ」ってなんだろう?』(誠文堂新光社)という一冊。この本では、一生使えるものの考え方を身につけて、“頭のよさ” を磨いていく方法を子どもたちに伝授しています。

 

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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