子供の個性を伸ばす方法ってあるの?
個性的な人生とは何?
子供も頃から好きなことばかりしてはいけません!
子供の個性を伸ばすにはどうしたらいいの?どうすれば個性的な人生を送れるの?
そんな悩みにお答えします。
こ・せい【個性】名
個人・古物を他の人・物から区別しうるような、固有の特性。パーソナリティ。
「強烈な–をもった作品」「–を発揮する」
広辞苑参照
今回の記事は、そんな”子供の個性を伸ばす”と”個性的な人生”についてまとめました。
子供の個性を伸ばすって何?
この前ラジオを聴いていたら、教育評論家みたいな人が「これから子供の個性を伸ばす教育をした方が良い、小さいうちからなるべく好きな事をやらせなさい」と言っていました。
私は、これは違うんじゃないかとと思っています。
みんなと端から違うことが個性ではなく、みんなと同じことをしていて、色合いが違うのが”個性”ではないかと考えるのです。
少なくとも義務教育の過程では好きな事を限定してやらせるのは良くありません。
例えば、折り紙が不得意だけど、やらないといけない。
結果、不格好な折り紙ができるけれど、それが個性。
たままた手先が器用で折り紙がうまく折れる子もいる、これは個性だと親が思い込んで「あなたは折り紙が上手だから頑張りなさい」と強制します。
山折をきっちり、糊しろもピッタリ合うと褒める、すると子供は親に褒められるので頑張ってしまい、個性的でも何でもない単なる綺麗な折り紙ができるようになります。
そんな折り紙を折れる人は世界にはゴロゴロいるので、何一つ個性は育っていないのです。
では不格好え変な折り紙をおることができる!それが個性だ! と変な折り紙を作らせる方向に持っていくのも違います。
親は子供を個性的に育てていると自己満足しているだけです。
個性的な子供の育て方
普通の学校に行かせて、みんなと同じ事をちゃんとやらせる。これに尽きます。
算数が得意だから、そればかりやらせるのではなく、国語も理科も体育もやらせる、先生の言うとおりにやりなさいとしつけるのです。
本当に算数が好きな子なら他の科目をやった上で、余った時間で自分の好きな算数の勉強をするようになるのです。
「大人になったら、こんなの必要ないじゃん!」と思うかもしれません。しかし、それを自分なりにクリアしていくのか? ということを学ぶことが大切なのです。
私は、全科目50点ぐらいでいいや、とりあえず先生の前を通過できる点数を取れる程度に勉強して、あとは面白いことをして遊ぼう!と決めていました。
個性的な人生とは?
エジソンは小学校中退でしたし、アインシュタインは物理と数学以外の科目は中学生並みだったので大学受験に落ちています。
こうした傑出した個性を持つ偉人たちは、そもそも教育機関に頼ろうという発想は無く、自分の好きなことを極めようと一心だったと思います。
ですが、芸術家になりたいから芸術系の大学に行く、芸人になりたいから芸人養成所に行くという人たちもいたりします。
それってどうなんでしょうか?そもそも学校に行こうと発想した時点で、もの凄く”普通”な気がします。
全員が芸術家や芸能人になれるわけではありません。という事実を考えたら、そこに行くための手段や方法は自分なりに構築していくしかないのです。
芸術家や芸能人にならないとしても、人生は個性的に生きた方が楽しいのです。
では、そうやったら個性的に生きられるのでしょうか?
有象無象は個性的ではない
原宿あたりで、頓珍漢な格好をしている人がいますよね。シャツを真後ろ逆に着るとか、男なのにミニスカートを履いてしまったりとか。
そういう格好している人は「個性的ですね」って言われるのが嬉しくて仕方ないようですが、みなさんが可哀想だと思いながらも個性的だ言ってくれているのに気がついていないのです。
自分はみんなと同じ格好した有象無象じゃないんだ!と思いたい気持ちはわからなくはないのですが、引いて見たら、同じ格好だと思われたくない集団の一人にすぎないわけです。
個性を出す方法
実質的に自分をステップアップさせれば個性が出てきます。
例えば、会社に入社して10年、20年もすると、腹が出て貫禄が出て、口角も下がったりしてなんか迫力が出ます。
まあまあ仕事もできる。じゃあ課長だ、部長だみたいな流れになります。そういう時間軸に無自覚に乗っかっていると、実質的なステップアップは望めません。
もちろん、社会的な時間軸に乗って生きていく事は大変だし、それ自体は否定しません。
でも、面白い人生を送れているかと言うと、そうではありません。
そういう時間軸に乗りかかったままでは、何も自分は成長しないまま死ぬだけです。
例えばあなたが部長で会社のトイレに入ったら、トイレットペーパーが切れかけていることに気づく、誰だ!替えななかった奴は!清掃業者はどうなっている!と怒るのではなく、「これはチャンス!」と思って自ら替えるのです。
その時、トイレットペーパーの長さや幅、ペーパーホルダーの構造を観察してみるのです。
そこには、今まで知らなかったことが多くあって、そういう情報の積み重ねが個性を磨いていくキッカケにになるのです。
「なんか部長って異常にトイレットペーパーに詳しい・・・・」と噂されるようになればしめたものです。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
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