世の中にはたくさんの人がいますが、
頭のいい人と悪い人が存在するのが現実。
どうして頭のいい人と悪い人の差があるのか・・?
そんな疑問にお答えします。
頭のいい人と頭が悪い人とではどのような違いや特徴があるのでしょうか?
どうせなら頭がいい人たちの習慣やスキルを学んで自分のものにしたいと思いますよね。
今回の記事は、頭のいい人の特徴をご紹介します。
頭の良い人の考え方や思考法7つの特徴とは?
最近、SNSでも話題になった『頭の良い人と悪い人の違い』をご存知でしょうか?
例えば、りんごを見た時、頭の悪い人は「赤い」「美味しそう」など、見たままの表現しか思いつきません。
一方で、頭の良い人は「青森産かな」「万有引力」「iPhone」など、関連するものを次々に連想していく、というものです。
なぜ、これほどまで頭の良い人と悪い人の違いが出てしまうのか、気になりますよね。
「オッカムのカミソリ」を持っている
「オッカムのカミソリ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、不必要なものは全てそぎ落として必要なものだけで仮定する、
という考え方を表した言葉です。
「この情報は使えるな。これもいつか使うかもしれない」とやっていると情報量は莫大になり、ガラクタのようなものまで混じりだします。
頭のいい人は、今自分に必要な情報のみを見抜いて、他はすべて捨てるというスキルに長けています。
スティーブ・ジョブズ氏も次のような発言をしています。
方向を間違えたり、やり過ぎたりしないようにするには、
まず「本当は重要でも何でもない1000のこと」にノーと言う必要がある。
知識のデータベースが充実している
「この人はなんでも知っているなぁ」
「どんな話題にもついていけてすごい!」
このように頭のいい人は知識量が多く、またその知識を引き出すキッカケも多いのが特徴と言えます。
知識だけあっても、それを適切なタイミングで言葉にして伝えることができなければ本当の意味での知識にはなっていないでしょう。
頭のいい人は多くのことに興味があるので、
わからないことがあればすぐに調べようとします。
もしこの言葉を知らなければ、すぐにその場でGoogle検索して大枠の概念をつかもうとします。
こういった繰り返しで自然と使える知識の量が増えていくようです。
常に新しいやり方を模索している
私たちは親や兄弟、先生、上司などから様々なことを教えてもらいます。
そしてそのやり方が「一番効果的な方法」だと信じて疑いません。
ほんの少し考えればもっといい方法があるのに、
それを見ようともしないのです。
一方で頭のいい人はその真逆です。
「もっと良い方法はないか?」
「こうすれば効率アップになるかもしれない」
「どうしてみんなやらないんだろう?」
このような情報の捉え方の違いで頭のいい人とそうでない人との行動の違いが生まれます。
数字に強い
会話の中に数字を入れて話す人は知的に思われがちです。
すごく単純な話ですが、
それだけ私たちが数字に弱いということがわかります。
数字を会話に入れるには考える時点から数字を捉えていなければ、言葉になって出てきません。
「この人、背が大きいなぁ」
ではなく、
「この人、185cmぐらいかな?自分は170cmだから15cmの差はこれぐらいなんだ」
と小さなことでも数字化してみるといいかもしれませんね。
ただし「このPCはIntel Atom Processor N450 1.66GHz,512kbキャッシュだからしょぼいよね」みたいなマニアックな話だったりうんちくばかりだったりするとウザい!と思われるかもしれないので注意が必要かもしれません・・・。
情報を鵜呑みにしないで検証する
私の友人にこんな人がいました。
発掘あるある大辞典で「納豆を食べると痩せる!」と紹介され納豆ブームが起きましたが、結局それはガセネタだったという話を覚えているでしょうか。
私の家族や周りの人たちもブームのときは、
「納豆食べると痩せるんだって!」
「みたいだね!」
みたいな会話をしていました。
しかしその友人だけはこう言いました。
「うーん、なんか腑に落ちないな。だって納豆のカロリーは100キロカロリー以上あるし、白米と納豆だけでそれなりのカロリーだから逆に太ると思うんだけど」
しかし残念ながら周りの人は彼の言葉に耳を傾けるよりも、
テレビのガセネタを信じきっていました・・・。
このようにテレビや新聞、雑誌などのメディア情報に踊らされず、まずは自分で考えるのも頭のいい人の特徴でしょう。
イレギュラー対応が得意
多くの人は型にはまったテンプレート通りの行動をします。
そしてその型からはみ出たいわゆる「例外」が起こった時にはどうしていいかわからなくなりパニックになります。
頭のいい人はそのときにどうすればいいか瞬時に判断し、柔軟に対応します。
判断力がない人の特徴でもご紹介したような、
レストランの店内はガラガラなのに頑固として一人で来た客にはカウンター席に座らせるような店員さんには間違いなくならないでしょう。
ゴールまでの距離を最短で考える
頭のいい人はまずゴールを決めます。
次にゴールまでの距離をどういった手段でやるか考えます。
このときに役立つ考え方が「オッカムのカミソリ」です。
無駄なものはそぎ落とし、ショートカットは躊躇しません。
時には常識はずれな行動をしていると思われることもあるかもしれません。
が、結果的にその手段が最も効果的な手段だと認められることになるでしょう。
頭のいい人の考え方
物事を同時に考えることができる
頭のいい人というのは一つのことだけでなく、複数の事柄を同時に考えることができるのです。
いわゆるマルチタスク的な思考を行えるのが、頭のいい人なのです。
頭が良くない人は一つのことにしか意識が集中しないため、頭のいい人と比べると要領が悪いのです。
それゆえ物事を同時に考えることができる頭のいい人は、作業も素早く行えるという特徴があるのです。
またマルチタスク的な思考ができるということは、視野が広いということでもあるのです。
いろんなことに目を向けることができるため、周囲からは頭の良い人だと思われやすい傾向にあります。
固定概念に囚われない
頭のいい人というのは常識や固定概念などに囚われることなく、柔軟な考えた方ができます。
実現可能かどうかではなく、とりあえず思いつく限りのアイデアを出していくのが頭のいい人です。
普通の人は無理だろうなと自分の思考に対して制限をかけてしまうため、誰もが思いつくようなアイデアしか思い浮かばないものなのです。
しかし頭のいい人というのは自分の思考を縛っていないため、誰も思いつかないような斬新な考えを思いつくことが可能なのです。
また頭のいい人は他の人のアイデアに対してもこれは無理だろうと決め付けないため、こういった人が一人いるだけでポンポンと新しいアイデアが出てきやすい傾向にあります。
失敗した場合のことを想定する
頭のいい人というのは成功した場合のことだけでなく、失敗した場合のことにも思考を巡らせます。
失敗したときに起こることを前提に、成功に至るための策を考えるのです。
頭のいい人は失敗することを良しとはしないため、成功するためにはどうすればいいか、失敗しないためには何をすればいいのかなどに焦点を当てます。
そうすることで最善の答えを導きやすいという利点があります。
失敗のことをまず第一に考えるというとネガティブに思えますが、むしろ失敗したときの無駄をなるべく排除したいという合理的な考えに基づくものなのです。
頭のいい人の話し方
伝えたいことは要約して話をする
頭がいい人は、自分の意思を相手に伝えることがとても上手です。
ただ話が長いだけでは聞いている方も疲れてしまいますし、すべて聞き終わった後にいったい何が言いたかったのかわからなくなってしまうでしょう。
伝えたいことが山ほどあっても、そのすべてを言葉にしているとまとまりがなくて、本当に聞いてもらいたい話が相手に伝わりにくいのです。
頭がいい人というのはそこをきちんと理解しています。
なので重要な事のみを簡潔に話します。
頭のいい人は頭がいいために、短くわかりやすく話をすることが最も相手に伝わりやすい話の仕方だと知っているのです。
質問に対しての返事が早い
早く決断するというのは単純に無鉄砲な人か頭がいい人にしかできません。
無鉄砲な人は決断したあと失敗をしますが、頭のいい人は的確な判断をします。
誰かに何かを聞かれてもベストな答えを瞬時に考えることができるので返事が早くなるのです。
頭の回転が速い人、つまり頭がいい人だからこそすぐに返事ができるのですね。
質問の返事が遅くなって困ることはありますが、返事が早くて困ることはありません。
返事が早いことで周囲の人間が助かることが多いのです。
それゆえに、さっと質問に答えてくれるような人は頭がいいと思われます。
仕事などでは色々な人に頼りにされるでしょう。
曖昧な表現は使わない
頭のいい人は曖昧な表現はあまり使いません。
かもしれない、やよくわからないけどといった言葉は避けて話をします。
プライベートで友人と楽しく会話をしているような場合は、こういう曖昧な表現を使っても困りません。
しかし時と場合によってはとても危うい表現になってしまうのです。
仕事を任せている相手にかもしれないと答えられたら不安になるでしょう。
結婚話をしている時、相手によくわからないけどと言われたら自分の事を真剣に考えていないのではないかと思いますね。
曖昧な表現は人を不安にさせてしまいます。
だからこそ、頭のいい人は話を言い切るのです。
頭のいい人の仕事の仕方
何事にも優先順位をつける
頭のいい人は、仕事の効率が良いです。
色々と理由がありますが、優先順位をつけることが、最大のポイントです。
業務ごとに納期や作業ボリュームなど、色々と考慮する点があるかと思いますが、それについて逐一優先順位を確認しているのです。
仕事ができるということは、その人のところに仕事が集まってくるということです。
ですから、優先順位をつけてさばいていかないと追いつかないのです。
「今すべきこと」「今日やること」を取捨選択して、仕事に取りくんでいるといったイメージでしょうか。
「明日できることは今日やらない」のです。
チェックリスト、進捗管理を怠らない
頭のいい人は、業務内容が違っても、ある程度の仕事をルーティン化しています。
その方が、ミスや抜けがないからです。
自分自身でやることは、パソコンや端末などで管理し、チームで行うことに関しては、常に進捗管理をしています。
まだ管理できるポジションじゃなくても、仕事の進捗状況を常に把握しているのです。
その為、自分自身が今何をすべきかということがはっきりわかるので、業務の順番にムダがありません。
個人やチームの仕事内容を「見える化」することで、業務を滞りなく進行することができる、というわけです。
頼んだり、頼まれたりをスムーズに
仕事は1人で行うものではないことが殆どなので、周りと協力することも非常に大切です。
急な仕事を頼まれたり、また頼んだり、という状況も良く出てきますよね。
この時に、自分のキャパシティを超える仕事を受けられるわけがありませんし、また仕事を頼むスタッフの采配にも注意が必要です。
これをスムーズに行うために必要なのが、前述の進捗管理です。
受ける際も、頼む際も、これがはっきりわかっていれば、お互いストレスはありませんし、仕事も捗るというわけです。
頭が良い人ほど、効率良く、実にスマートに仕事をしているのです。
まとめ
頭のいい人になりきることで能力はアップする
もともと数字に強かったり、論理的に考えることができたりする違いは人によって違います。
しかしそれは日々の取り組み方でいくらでもトレーニングすることが可能です。
仕事に取り組むときは「あの人だったらどうするか?」と成りきって考えることです。
また頭のいい人が身近にいるのならとことん盗んで自分のスキルにしてしまいましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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