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店内BGMが凄い!マクドナルドとファミリーマートの店内放送戦略とは?

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ゆず子

大手ハンバーガーチェーン『マクドナルド』で放送されている、店内放送に気づいていますか?店内BGMの選曲が気になっていませんか?

 

こういった疑問に答えます。

 

『マクドナルド』で放送されている、店内放送が話題になっています。
店内放送が何かと話題になってきたマクドナルド。
2021年からは、人気スナック『ベーコンポテトパイ』が復刻発売されたことで、1990年代のヒットソングが流れているんですね。

 

結論:人間の心理をついた新ビジネス商法

 

マクドナルドの“店内BGM”が話題沸騰! 90年代の名曲に感動!

 

そのラインナップは、奥田民生の『イージュー☆ライダー』、
Mr.Childrenの『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』、
宇多田ヒカルの『automatic』、

そしてSIAM SHADEの『1/3の純情な感情』など。
これらの選曲には《「ベーコンポテトパイ」をお召し上がりいただきながら、同商品が初登場した1990年代を思い出し、ほっこりと懐かしい気持ちになっていただきたいという想い》があるのだといいます。

 

今回の記事は、そんなマクドナルドの店内BGMとファミリーマートの店内放送についてまとめました。

 

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マクドナルドの店内BGM

ネット上ではさっそく〝マックのBGM〟が評判になりました。

最近、月曜日は朝マック。 店内BGMでお気に入りの曲に出会えたのでその曲聴きたくて
しかし洋楽無知なので誰の曲か分からずウクレレに女性ボーカルの曲、誰か知らんかな〜

 

マック店内BGMで平日昼間こんなに盛り上がってたら明日ゴールデンタイムの#ベストヒット歌謡祭とかもうどうなっちゃうの

 

マック店内BGMが新宝島なんだが

 

店内BGM90’s J-POP

など、懐かしさを楽しむコメントが多くあがっています。

 

 普段のマクドナルドのBGMは、音楽好きの選曲チームが念入りに考えて、独自のプレイリストを作成しているようです。朝、昼、夕方、夜と、4つのプレイリストが月に2回ペースで更新されていて、客からは『あの曲は何?』との問い合わせもくるようですね。

 

マクドナルドの公式サイトには、『BGMリストは公開しておりませんが、ご利用店舗やご利用日時などがわかれば、お調べしてお答えすることが可能です。
マクドナルド公式サイトの「よくあるご質問」ページより、お気軽にお問い合わせください』とも書いてあります。

 

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マクドナルドの店内BGMの選曲

店内のBGMの選曲は、マクドナルドのマーケティング本部ナショナルマーケティング部が手がけているといいます。
USENの特別編成チームと協力のもと、独自のプレイリストを作成しているということです。

マクドナルドはなぜ、そこまでコストをかけてプレイリストをつくるのでしょうか?

 

店内BGM選曲のコンセプト

1日を4つに分けています。そして4つのそれぞれにコンセプトを持たせているとのことです。
その選曲は月に2回更新。

#朝マックのモーニングは爽やかな音楽、
#昼マックは、午後はスタイリッシュ、
#夜マックは、イブニングのウキウキする感じ。
#深夜マックは、ミッドナイトはディープ感。

 

マクドナルドは、お客さんにいかに快適な空間でお食事をしていただくか、という視点で営業しています。
BGMは大切な要素、毎回USENと一緒に「マクドナルドで流す音楽ってなんだろうか?」ということを考えながら選曲しているそうです。

こういった細かな努力によって、王者として君臨し続けているのでしょうね。

関連記事:マクドナルドの物語「レイクロックのハンバーガー帝国」

 

 

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ファミリーマート店内放送のここがすごい!

コンビニのなかでも、特にユニークな店内放送を流しているファミリーマート。

1990年代からはじまったファミリーマートの店内放送。従来は、お店の音声放送といえば音楽とアナウンスを流すくらいだったが、そのイメージをガラリと変えた立役者です。

 

・名DJ・秀島史香さんのさわやかな進行
・ヒット曲は少なめ、独特な選曲で流す音楽
・吉本興業・所属芸人さんの軽妙なトーク
・「帝京平成大学」「合宿免許WAO!!」らのどこか印象的な外部の企業CM

など、トークあり、音楽あり、外部CMありの音声空間を作りあげました。

全国約16,600店舗で流れる店内放送をつくるのに、店内放送を飛び越えた工夫や苦労があるはずです。

お客さんが快適にお買い物がしたくなる気分を演出する必要がある。またスタッフはずっと店内にいるので、単に音楽や情報を流すだけでは飽きてしまう。

お客さんもスタッフも内容を楽しめて、聴き疲れしない放送をめざしているとのことです。

『FMラジオ』のような店内放送を目指している。
飽きないように毎週内容を更新、朝・昼・夜・深夜帯でそれぞれ違う内容にしているのです

 

ファミリーマート店内放送「帝京平成大学のここがすごい!」

ファミリーマートは他の会社のCMを流すんですよ。それ自体が珍しいですね。
帝京平成大学や合宿免許WAO!!あたりのCMがすごく印象的です。

店内放送に、広告媒体としての価値を見出したファミマです。
『店舗メディア』・・店舗をメディアと捉える発想がすごいのです。

声優界屈指の大御所の大塚明夫さんなどがナレーションをつとめています。

あの低音の美声で『全国有数の国家試験合格者数』とか『帝京魂!』って、フレーズが頭から離れなくなるのも納得です。

『合宿免許WAO!!』も、声優としても活躍する応援ガール・えなこさんの声を採用しています。

 

ファミリーマート店内放送のキモ

 

お客さんの店内の滞在時間が、一般的に3~4分と言われているので、CMの長さは、ラジオCMは20秒が多いですが、店内放送では15秒と30秒にしています。

人間のバイオリズムに合わせる放送を心がける。
朝・昼・夜・深夜で、聴きたい時のお客さまの心理状況に合わせた放送をする。

 

たとえば朝は激しい曲などは避けて、逆に昼間ならアップテンポという風に、お客さまのお買い物シーンを想像しながら放送をしています。

各週でテーマを決めることもあるようです、耳なじみのいい曲を中心に選曲し、朝は落ち着いた音楽でテーマはこれだから、この曲にしよう……と話し合って決めているのです。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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