千利休の弟子の古田織部は”へうげもの”【侘び数奇】を守ったのか?
茶の湯で有名な千利休ですが、かなり変わった弟子がいたって本当?こんな疑問にお答えします。漫画「へうげもの」でも有名な”古田織部”です。 千利休の弟子は「ひょうきん者」”へうげもの」の古田織部。古田織部(ふるたおりべ)という人物は、戦国時代から江戸時代初期に活躍した武将の一人です。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕え、関ヶ原の戦いでは徳川軍に与しました。しかし大阪冬の陣の頃から、豊臣秀吉と裏でつながっていたとされ、徳川軍の軍議秘密を漏らしたとして捕らえられ古田織部は切腹を命じられ生涯を閉じました。茶人としても知られ千利休に弟子入りした古田織部は、千利休とともに茶の湯を大成したとされています。今回の記事は、そんな古田織部とはどんな人物だったのかまた、茶人としての活動について解説していきます。