「身長が平均155cm以下の小柄な女性に合う洋服ってあるの?」
「小柄な女性でも大人のファッションを楽しめるの」?
こういった疑問に答えます。
CONIA創業者の田中絢子は小柄な女性の味方(身長が155センチ以下)
身長平均155cm以下のニッチ市場で急成長!小柄服ブランド
劣等感はビジネスチャンス?身長148センチの小柄女性が、小柄女性のためのアパレルブランドを立ち上げました。 田中絢子さん(27)は身長148センチ。小柄女性ならではのコンプレックスの中でも、特にファッションが悩みの種。
好みの洋服はサイズがなく、お直しするとデザインが変化してしまう。そこで田中さんは3年前、小柄女性専用ブランドを創設。ニッチすぎて成功しないと周りに猛反対されたが、地道なPRを続けるうち、同じ悩みを持つ女性たちが次々と声を上げ、いつしか熱狂的なムーブメントになりました。
今回の記事は、田中絢子さんの悩みからビジネスを創り出したお話をまとめました。
・身長の低い小柄女性の悩み✖️自分自身の悩み
・身長平均15cm以下、COHINAは小柄服女性向けファンションブランド
1994年、神奈川県生まれ。
学生時代に海外インターンに参加した後、国内でアパレルブランドを設立、その後は新卒でGoogleに入社という輝かしい経歴を持つ。
2017年大学在学中に先輩が務める会社「newn」にインターシップとして参加し、マーケティングや商品開発のサポートを経験し、「大学生のうちの新しいことに挑戦しよう」と決意し、小柄女性向けのファションブランド「COHINA」を立ち上げました。
小柄女性の“ひなた”になる決意
田中絢子さんの身長は148センチ。他の人と比べて小柄であるため、着られる洋服がほとんど無いことが悩み。
普通サイズの洋服を着ると襟元が広すぎるし、肩周りも下がってしまう。丈も長いので、どうしても”洋服を着ている”よりも“着られてる”感じになってしまいます。
たくさんのファッションを楽しみたいが、身長が低いという“自分ではどうしようもない条件”の制約があるため、洋服の買い物は“着たい服”ではなく、“着られる服”を見つける買い物になっていました。
また身体に合わないので、キッズ用の服を買いに行くしかありませんでした。いまの小学校6年生の平均身長が150センチくらいなので、着る服は11~12歳向けの子供服でした。
2014年くらいの当時はオーバーサイズシルエットも人気を集めていました。世の中の服がどんどん大きくなっていく傾向から小柄女性が苦労する時代の幕開けでした。
世間に無いなら自分で洋服を作ってみようと思い2018年、COHINAを立ち上げました。
身長の平均155cm以下の小柄女性向けって、ニッチな領域?
就職活動などで知り合った社会人の先輩方に相談すると、ほとんどの人から否定的な返答でした。「市場規模が小さすぎる」「ニッチ過ぎるのではないか」
「やっぱり難しいのかな」と思っていましたが、ある起業家の方が「一緒にやってみよう」と言われ、一気に話が進み、COHINA は2017年10月のプレオープンを経て、翌年1月に創業。
身長155cm以下って、ニッチな領域だと思っていたのですが、結構需要があるんですね。
身長が低くても生活スタイルはあまり変わらなく、なかなか分かりにくい領域。しかし、Instagramは18万人以上からフォローされているので、ニッチ領域ではあるが需要はあるのではないかと感じている。
「COHINA」小柄女性向けのファションブランド
アパレル関係の経験も無く、そして知り合いが全くいません。中でも一番苦労したのが、生産工場探し、新しい会社で素人とみられ、すぐにに拒否されてしまう。日本工場も何十社探したが見つかない中、最終的に中国の工場で最初の服を作ったが……品質がひどすぎ。
初期のやり方はどう考えても失敗する方法で、もっと慎重に進めるべきだったと反省しました。しかし、やりたいことがどんどん形になっていくことは、楽しくて仕方なかったそうです。
これまでに無知だった部分の服作りやマーケティング、経営のことなど……全て学んでいきました。
お客さんから「初めて服選びが楽しいと思いました」とか「今度大事なデートがあるんですけど、おすすめの服はありますか?」とか、色んな言葉をいただいて、人から必要とされるものを作れている感覚にだんだんと夢中になってきました。
小柄女性向け「COHINA」はどこで買えるのか?
COHINA STORE公式サイトで直接購入できますよ!
毎日インスタライブを配信しています。個人でもYouTubeを始めたり、小柄女性のためのファッション情報を定期的に発信しています。
板野友美さんや高橋愛さんなど、タレントさんの出演をきっかけにブランドを知ってくれる人が増えてきました。
これからの目標
まずはCOHINAを大きくすることが目標。規模としては、日本のアパレル企業のトップ10%に入る100億円の売上を目指す。小柄女性向けの服を世の中の当たり前にする世界を築きたいと語っています。
別のネタを探して新しい事業を作るか、もう1度学び直すか、いずれにせよ新しい価値を作り続けるような人生を歩みたいと考えている。
まとめ
今回の記事のキモは、自分自身の悩みと他の人の悩みを解決すること――それが“やりたいこと”ではないでしょうか?
また「何か自分にできることはないか?」と考え、まずは自分の得意な分野を見つけて、それを磨くことから初めてみてください!
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